足踏みの効果とは?脂肪燃焼・消費カロリー・腰ひざにやさしいやり方を解説 (3/4)
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足踏みはウォーキングの代わりになるのか
足踏み運動はウォーキングの代替として活用できるのか、気になる人も多いでしょう。共通点と違いを解説します。
環境による負荷がない分、運動強度はやや低くなる
屋外でのウォーキングでは、坂道や路面の傾斜、風の抵抗、気温の変化といった環境要因が自然な負荷になります。足踏み運動は屋内で行うことが多く、これらの影響を受けないため、同じ時間でも運動強度はやや低くなります。
体への負担が少ない反面、消費カロリーや刺激は歩行より控えめになりやすい点を理解しておくことが大切です。
その代わり調整しやすさが大きなメリットになる
環境による負荷がないことで、足踏み運動は強度を自分で調整しやすくなります。脚の上げ幅やテンポ、腕振りを意識することで、負荷を高めることも可能です。
体調や目的に合わせて運動量を管理しやすく、継続しやすい点は屋外歩行にはない利点といえます。
足踏み器具とその場足踏みの違い

足踏み運動には器具を使う方法と、何も使わずに行う方法があります。効果や続けやすさの違いを整理します。
運動強度と刺激の入り方の違い
足踏み器具は踏み込みの深さや反発力が一定になりやすく、運動リズムを保ちやすい特徴があります。その場足踏みは動作の大きさを自由に調整でき、体調や目的に合わせて負荷を変えやすくなります。
強度を一定に保ちたい場合は器具、無理なく調整したい場合はその場足踏みが向いています。
腰やひざへの負担のかかり方
足踏み器具は安定した動作ができる一方で、踏み込みが深くなると関節への負担が増えることがあります。その場足踏みは脚の上げ幅を抑えやすく、腰やひざに不安がある人でも行いやすい点が特徴です。
痛みや違和感が出にくい方法を選ぶことが大切です。
継続しやすさと生活への取り入れやすさ
器具を使う場合は設置や準備が必要になり、運動を始めるまでの工程が増えるため、使う時間が限定されやすくなります。一方、その場足踏みは思い立った時にすぐ始められ、生活の合間に取り入れやすい点がメリットです。
続けやすさを重視する場合は、環境に左右されにくい方法が適しています。
■足踏み器具とその場足踏みの比較表
| 比較項目 | 足踏み器具 | その場足踏み |
|---|---|---|
| 運動強度 | 一定に保ちやすい | 自由に調整しやすい |
| 関節への負担 | 動作次第でやや大きくなる | 抑えやすい |
| 継続のしやすさ | 環境に左右されやすい | すぐ始めやすい |
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