白湯のデメリットは?飲む量や温度次第ではリスクも。正しい飲み方を管理栄養士がお伝えします (3/3)
正しい白湯の作り方・飲み方
白湯は「熱すぎない」「一気に飲まない」「量を増やしすぎない」を意識すると、デメリットを避けやすくなります。
作り方
①水を一度沸騰させる
やかんや鍋で水を沸かし、しっかり沸騰した状態にします。
②50〜60℃程度まで冷ます
沸かしたお湯をカップに移し、飲みやすい温度まで待ちます。

50〜60℃は、舌や唇に触れたときに「熱い」と感じることはなく、むしろ「少し温かい」と感じます。口に含んだ瞬間に熱さを強く感じる場合は高温(70℃以上)の可能性があるため、しっかりと冷ましてから飲みましょう。
飲み方
1回に飲む目安はコップ1杯(150〜200ml程度)です。ゆっくり飲むほうが胃腸への負担が少なくなります。
その後も、喉の渇きを感じる前に、水分を取り入れることができたら理想です。白湯に限らず、水分は「少量をこまめに」飲むことで、きちんと体に吸収されやすくなります。
やり方次第で白湯はメリットも多い
健康習慣として一定の信頼と地位を得ている「白湯」ですが、この記事では、あえてそのデメリットに着目しました。
しかし、飲み方・温度・自分の体の状態に気を配っていれば、健康面へのメリットが多くあります。これから白湯を取り入れる方、白湯をすでに習慣として続けている方の、参考になれば嬉しいです。
※本記事は、管理栄養士が生活習慣の改善をサポートするオンラインサービス「CHONPS」の企画によるものです。
サービス詳細:【公式】オンライン食事指導サービスCHONPS
監修者プロフィール
中村瑞樹(管理栄養士)
大日本印刷グループにて社員食堂運営や従業員の健康管理事業、特定保健指導に従事。その後、クックパッドグループにて栄養食事指導および健康記事の企画に従事したのち、管理栄養士として独立。現在は「科学的知見と日々の暮らしをつなぎ、食と健康に関する迷いや不安を減らす情報発信を行う」をテーマに執筆・メディア出演・琉球料理の伝承活動を行う。
https://note.com/nuchigusui365
参考資料
・宮部浩道ほか,水中毒に伴う重症低Na血症の治療経験:酢酸デスモプレシンと3%高張食塩水の有用性.日本集中治療医学会雑誌,2015,22巻6号,p.523-526
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/22/6/22_523/_pdf
・蓮村誠『病気にならない「白湯」健康法:1日3杯飲むだけで、免疫力が一気に高まる!』PHP研究所(PHP文庫).
・食品安全委員会「国際がん研究機関(IARC)、コーヒー、マテ茶、及び非常に熱い飲料(very hot beverages)の評価を公表」
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04500920298
・農林水産省「国際がん研究機関(IARC)によるコーヒー、マテ茶及び非常に熱い飲料の発がん性分類評価について」https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/coffee.html
<Edit:編集部>









