毎日1分の片足立ち、1週間で体はどう変わる?“リアルな変化ライン”はここ (2/2)
1週間では変わりにくいこと
変化を感じ始める人がいる一方で、1週間ではまだ起こりにくいこともあります。
筋肉量はほとんど増えない
片足立ちでは下半身や体幹の筋肉が使われますが、1週間で筋肉量が大きく増えることは生理学的にありません。筋肉の成長には数ヶ月単位の時間が必要です。
体重への直接的な影響はほぼない
片足立ちは消費カロリーが大きい運動ではありません。片足立ちだけで体重の変化を目的とする場合は、食事管理や有酸素運動も組み合わせる必要があります。
脚は劇的には変わらない
片足立ちだけで脚の見た目が大きく変わることはほとんどありません。ただし、足首を動かすことで血流が良くなり、一時的に「むくみがスッキリした」と感じることはあります。
基本的には見た目よりも、バランス能力や姿勢への変化が先に現れやすい運動です。
なぜ1分でも変化を感じやすいのか

片足立ちは、体幹やお尻の筋肉、お尻の外側の筋肉(中殿筋)などを使いながらバランスを保つ運動です。さらに、足裏から得られる感覚や、体の傾きを修正する神経系も働き続けています。
普段あまり意識しない体の感覚を使うため、短期間でも「安定して立ちやすくなった」「左右差に気づいた」と感じる人がいます。そのため、継続することでバランス能力や姿勢への意識が高まる可能性があります。
次:効果を感じやすい「1分片足立ち」のやり方
効果を感じやすい「1分片足立ち」のやり方
片足立ちはシンプルな運動ですが、姿勢が崩れると効果を感じにくくなります。まずは基本フォームを確認しながら、1分間の目安やポイントを押さえておきましょう。
基本フォーム

1. 背筋を伸ばして立つ
2. 片足を5〜10cmほど持ち上げる
※上げた足は、軸足(立っている足)に触れないようにします。
※軸足の膝はピンと伸ばしきらず、わずかにゆとりを持たせると安定しやすくなります。
3. 視線を前に向ける
4. 体が左右に傾かないようにキープする
安全のため、無理をせず、必ず壁や椅子の近くで行いましょう。
1分間の目安
左右それぞれ1分ずつを目安に行います。最初から1分が難しい場合は、「10〜20秒を数回に分けて、合計1分にする」形から始めても問題ありません。
こんな人ほど変化を感じやすい
・運動不足を感じている人
・姿勢の崩れが気になる人
・フラつきを感じることがある人
・デスクワーク中心の人
・転倒予防を意識したい人
片足立ちは特別な道具が必要なく、自宅で手軽に始められる運動です。まずは毎日の習慣(歯磨き中やテレビのCM中など)に合わせて、できる秒数から始めてみましょう。
片足立ちに関するQ&A
毎日やっても大丈夫?何回でもやればやるほどいい?
片足立ちは比較的負荷が軽いため、毎日行っても問題ありません。ただし、何度も繰り返せば効果が高まるわけではありません。
片足立ちは「バランスをとる神経」のトレーニングです。左右それぞれ1回ずつでも、正しい姿勢でバランスを保ちながら行うことが大切です。
1分以上やると効果は高まる?
1分以上行うこと自体は問題ありません。ただし、時間を延ばすことよりも、姿勢を崩さずにバランスを取れているかを意識しましょう。
もし1分間が余裕でできるようになった場合は、足をゆっくり前後に動かす、横に開くなど、難易度を上げる工夫をする方がバランス能力の向上に効果的です。
片足立ちだけで痩せる?
片足立ちだけで直接的に脂肪を燃焼させ、体重を落とす効果は期待できません。ただし、体を支える筋肉や体幹が刺激されて姿勢が良くなると、見た目がスッキリして見える効果があります。
また、下半身の安定感が高まることで体を動かしやすくなり、無理なく運動を始めるきっかけにもなります。
監修者プロフィール
理学療法士・パーソナルトレーナー
安藤 瑞樹
総合病院で約7年間、理学療法士として、スポーツ・一般整形のリハビリに従事。独立後約4年間、パーソナルトレーナーとして勤務。2021年にパーソナルトレーニングジムJuntosをオープン。現在、パーソナルトレーナーの他、高校サッカー部のトレーナーとしても活動中。
パーソナルトレーニングジムJuntos
https://juntos-tokachi.com/
<Edit:編集部>
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