ブルガリアンスクワット、毎日30回やるとどんな変化がある? (3/3)
ブルガリアンスクワットの正しいやり方
はじめに、台や椅子を用意しましょう。膝くらいの高さで、滑りにくい安定したものを選びます。
1.片脚を後ろに引き、台に足の甲を乗せる
前脚を一歩前に出し、後ろ足の足の甲を台に乗せます。この時、前足のかかとが膝の真下あたりに来るように調整。

2.背筋を伸ばして姿勢をキープ
背中が丸まらないように、背筋をまっすぐに。目線は前、手は腰または胸の前で軽く組みます。
3.ゆっくり腰を下ろす
前脚の膝が90度になるまで、3秒ほどかけてゆっくり下ろします。膝がつま先より前に出すぎないよう注意!

4.ゆっくり戻す
前脚の力で体を持ち上げ、元の姿勢に戻ります。反動を使わずにゆっくりと行いましょう。
左右それぞれ 10〜15回 × 2〜3セット を目標にしましょう。慣れてきたらダンベルなどの重りを持ちます。

ブルガリアンスクワット30回、どれくらい続けると変化が出てくる?
気になるのが継続期間。できれば短期間で効果を出したいところですが、変化の出方は期間によって変わってきます。
1週間続けた場合の変化
「効いてる実感」が最初に出る段階です。筋肉量はまだ増えていないですが、神経系が動きを覚え始める段階です。
体の変化
- 太もも前・お尻に強めの筋肉痛(2〜3日目がピーク)
- お尻の“使ってる感”が出る
- 立ち姿勢が少し楽になる人も
見た目
- ほぼ変化なし
- ただし脚のハリ感は一時的に出やすい
2週間続けた場合の変化
「キツい運動」から「ルーチンワーク」に変わるころ。神経が適応され、筋力の初期向上も始まってきます。
体の変化
- 筋肉痛がかなり軽くなる
- 30回が「しんどいけどできる」になる
- 階段や立ち上がりが楽
見た目
- 太もも前のパンパン感が減る
- お尻の下側が少し締まる人も
3週間続けた場合の変化
周囲に「なんか変わった?」と言われ始めるのがこの辺りから。筋肥大や代謝向上が始まります。
体の変化
- 下半身の安定感がはっきり出る
- 片脚バランスが良くなる
- 疲れにくくなる
見た目
- お尻の輪郭が上向きに
- 太ももとお尻の境目が出始める
- 脚がまっすぐ見えやすくなる

3か月続けた場合の変化
筋肥大し、筋力が定着してくるころ。基礎代謝アップ、見た目の改善や姿勢改善がキープ出来てきます。
体の変化
- 明らかに下半身が強くなる
- 30回では物足りなくなる
- 走る・歩くが楽
見た目
- お尻が丸く上がる
- 太もも前の張りが減り、横幅がスッキリ
- パンツの後ろ姿が変わる

慣れてきたら「重り」を加えたり「スピード」をゆっくりにしよう
1〜3か月たったら「毎日30回」と回数にこだわる必要はありません。むしろ、ずっと同じことを続けても、維持はできても変化は出にくいです。
台を高くする、ダンベルなどを持つ、スピードを遅くするなどの負荷を加えると、新たな刺激となり筋肉が増えやすいでしょう。
執筆者プロフィール
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長
菊池真大(きくち まさひろ)先生
慶應義塾大学医学部卒業、東海大学医学部客員准教授、米国ペンシルバニア大学消化器内科元博士研究員、日本アルコールアディクション医学会理事。日本総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本内視鏡学会専門医、日本人間ドック健診専門医、日本病態栄養学会専門医、日本抗加齢医学会専門医
2024年秋、メタボとロコモを同時予防管理する未来志向型クリニックを東京・用賀の地に開業。https://www.youga-naika.com/
<Edit:編集部>

尻・脚の筋トレ「ブルガリアンスクワット」の効果と正しいやり方。回数・頻度・鍛えられる筋肉








