2026年10月16日

毎日「お腹に力を入れる」と痩せる?1週間~1か月、腹筋への変化は

お腹にグッと力を入れて、そのままキープ。たったこれだけの動きでも、腹筋を意識して使うトレーニングになります。

では、この動きを毎日1か月続けると、お腹まわりにはどんな変化が期待できるのでしょうか。理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さん監修の記事より、腹筋への効果やぽっこりお腹への影響について解説します。

ドローインドローインを1ヶ月続けると体はどう変わる?効果と正しいやり方を解説

お腹にグッと力を入れる「ドローイン」

ドローインとは、呼吸に合わせてお腹を内側へ引き込み、その状態を保つことで体の内側を使うトレーニングです。

激しい動きはなく、立ったままや寝た姿勢でも行えるため、運動が苦手な人でも始めやすい特徴があります。

筋トレのように大きな負荷をかける方法ではなく、姿勢やお腹の使い方を整える目的でトレーニング指導の現場でも取り入れられています。

ドローイン1週間~1ヶ月で感じる体の変化

ドローインは続ける中で、体の感覚や意識に段階的な変化が現れやすい運動です。指導現場で多く見られる1ヶ月の変化の流れを期間別に解説します。

ドローイン1週間目の変化

ドローインを始めて1週間ほどは、正しくできているのか分からず不安を感じやすい時期です。見た目の変化はほとんどなく、効果を疑ってしまう人も少なくありません。

一方で、呼吸と一緒にお腹を引き込む感覚に少しずつ慣れ、今まで意識していなかったお腹の動きを感じ始める人が多い段階でもあります。

ドローイン2週間目の変化

2週間ほど続けると、お腹に軽く力を入れたときに内側へ集まりやすくなったと感じる人が増えてきます。

立っているときや座っているときに姿勢を意識しやすくなり、無意識の姿勢が少し整ってきたと感じるケースも見られます。トレーナー指導の現場では、ここで初めて手応えを口にする人が出始める時期です。

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ドローイン3週間目の変化

3週間を過ぎる頃になると、立ったときのお腹の出方やシルエットに違いを感じ始める人が出てきます。体脂肪量や姿勢のクセによって気づき方には個人差がありますが、ズボンを履いたときの「お腹の収まり具合」で変化を実感するケースも少なくありません。

お腹に常に力を入れている感覚ではなく、自然に支えられているような安定感を覚えることが特徴です。この段階は、動作中に姿勢が崩れにくくなったと感じる人も多くなります。

ドローイン1ヶ月後の変化

1ヶ月継続すると、体重に大きな変化がなくても、お腹の厚みやラインが変わったと感じる人が多くなります。姿勢や体の使い方が整うことで、歩くなど日常の動きが軽くなったと感じるケースもあり、運動習慣を続けやすくなるきっかけになります。

鏡で見たときの印象や服を着たときのフィット感に違いが出やすい頃でもあります。数字より「見た目を重視する意識」に変わっていく傾向も見られます。ドローインが生活の中に自然に組み込まれ、習慣として定着しやすくなる時期です。

ドローインを1ヶ月続けても、大きな変化が出ないことも?

ドローインを1ヶ月続けても、体重に大きな変化が出ないケースは珍しくありません。ドローインは脂肪を燃焼させる運動というより、筋肉の使い方を整えるトレーニングだからです。

体重が変わらなくても、ウエストラインや姿勢が変化していれば、体はしっかり反応しています。

チェックポイント 1ヶ月の変化目安
体重 ほぼ変わらない人が多い
お腹の見た目 引き締まりを感じやすい
姿勢 安定感が出やすい

ドローインの正しいやり方

正しいフォームに加えて、回数や行うタイミングを整えることで、1ヶ月という短期間でも変化を感じやすくなります。

仰向けで行うドローイン

1. 仰向けに寝て、お腹に空気をため込むように大きく息を吸う

ドローインでお腹を引き込む動作

2. 息を吐きながらおへそを背中に近づけるようにお腹を引き込む。引き込んだ状態で呼吸を続けながら、20秒ほどキープしたら戻す

3. 10秒休憩したら、繰り返します。腰や肩に力が入らないよう、リラックスした姿勢を意識する

監修者プロフィール

理学療法士・パーソナルトレーナー
安藤 瑞樹

総合病院で約7年間、理学療法士として、スポーツ・一般整形のリハビリに従事。独立後約4年間、パーソナルトレーナーとして勤務。2021年にパーソナルトレーニングジムJuntosをオープン。現在、パーソナルトレーナーの他、高校サッカー部のトレーナーとしても活動中。

パーソナルトレーニングジムJuntos
https://juntos-tokachi.com/

<Edit:MELOS編集部>