ヘパリーゼはいつ飲む?飲酒前・飲酒後どっち?おすすめのタイミング
ライフスタイル
2026年10月23日

ヘパリーゼはいつ飲む?飲酒前・飲酒後どっち?おすすめのタイミング (1/2)

コンビニなどで購入できる「ヘパリーゼW」。飲酒前と飲酒後、どちらに飲むのがよいのでしょうか。「飲む30分前がいい」という情報もありますが、実際のところはどうなのでしょう。

ヘパリーゼWシリーズを中心に、飲むタイミングや1日の量、種類による違いについて、公式情報や公的資料をもとに整理します。

監修は池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 柏木 宏幸院長です。

ヘパリーゼはいつ飲むといい?

ヘパリーゼW(清涼飲料水)について、飲酒前・飲酒後・翌朝のタイミング別に、公式の見解や注意点を紹介します。

ヘパリーゼWの公式な飲み方|いつでもOK、1日1本(100ml)

ゼリア新薬の公式サイトでは、ヘパリーゼWシリーズについて「飲むタイミングは、いつでもOK!」と案内されています。

朝、食事の前後、運動後、就寝前など、好きなタイミングで飲むことができます。1日の目安は1本(100ml)です。

飲酒前・30分前・飲酒後・翌朝|タイミング別の早見表

タイミング別の考え方をまとめました。

タイミング 考え方
飲酒の30分前 「30分前がよい」と紹介されることもあるが、公式の指定ではない
飲酒の直前・飲酒中 公式では「いつでもOK」
飲酒後(帰宅後・就寝前) 飲んでもOK。ただし水分補給も忘れずに
翌朝 飲んでもOK。ただし二日酔いを治すものではない

どのタイミングに飲めば二日酔いを予防・軽減できる、という明確な根拠は確認されていません。

ヘパリーゼWを飲めば二日酔いを防げる?

ヘパリーゼWは清涼飲料水で、二日酔いを予防・治療する医薬品ではありません。公式では、豚のレバーを酵素で分解した「肝臓エキス」やウコンエキスを配合した飲料として紹介されています。

ヘパリーゼWそのものを対象とした研究ではありませんが、二日酔いの予防・治療法全般を検討した2022年のシステマティックレビューでは、有効性を示した研究はあるものの、エビデンスの質は非常に低いと評価されています。

そのため、ヘパリーゼWを飲めば二日酔いを防げるとは言えません。二日酔いを防ぐためには、飲酒量を抑えることが大切です。

飲酒前に飲む場合|「30分前」がいいといわれる理由は?

ヘパリーゼは飲酒30分前に飲まなければならないわけではありません。公式では、飲むタイミングは「いつでもOK」とされています。

「飲酒30分前」がいいって本当?

「飲酒30分前がおすすめ」と紹介されることもありますが、ゼリア新薬が30分前を推奨しているわけではありません。公式では、ヘパリーゼWを飲むタイミングは「いつでもOK」とされています。

30分前といわれる背景には、アルコールが飲酒後に胃や小腸から吸収され、血中アルコール濃度が上がっていく前に飲んでおく、という考え方があります。ただし、飲酒30分前にヘパリーゼWを飲むことで、酔いや二日酔いを防ぎやすくなるという明確な根拠は確認されていません。

そのため「30分前」にこだわる必要はありません。二日酔い対策としては、空腹での飲酒を避け、お酒の合間に水などを飲みながら、飲酒量を抑えることが大切です。目安として、厚生労働省のガイドラインでは1日の純アルコール量が男性で40g以上、女性で20g以上になると生活習慣病のリスクが高まるとされています。純アルコール20gは、ビール中瓶1本(500ml)や日本酒1合程度に相当します。

30分前に飲めなかったら?直前・飲酒中でもOK?

30分前に飲めなかったからといって、意味がないわけではありません。公式では飲むタイミングを「いつでもOK」としているため、「30分前」にこだわる必要はないでしょう。

飲酒後に飲む場合|帰宅後・就寝前でもいい?

ヘパリーゼは、飲酒後や就寝前に飲んでも問題ありません。ただし、酔いを早く覚ますものではありません。

帰宅後・就寝前に飲む考え方

公式では「いつでもOK」とされ、就寝前も飲むタイミングの例に挙げられています。

飲酒後は水分も不足しやすいため、ヘパリーゼだけで済ませず、水やお茶などで水分補給もしましょう。酔いが強い、気分が悪いなどの場合は、無理に飲む必要はありません。

飲酒後に飲むときの注意

ヘパリーゼを飲んだからといって、酔いが早く覚めたり、アルコールの分解が早まったりするわけではありません。アルコールが体から抜けるまでには時間がかかり、その速さには個人差があります。体重60〜70kgの人の場合、純アルコール20g(ビール500ml程度)を分解するのに4時間前後かかるとされ、飲んだ量が多いほどその分だけ時間が延びます。

ヘパリーゼを飲んだかどうかにかかわらず、飲酒後の運転はしないでください。

また、吐き気が強い、意識がもうろうとするなどの場合は医療機関へ相談し、呼びかけに反応しない、呼吸がおかしいなどの症状がある場合は救急車を呼びましょう。救急車を待つ間は、吐いたものがのどに詰まらないよう、体を横向きにして寝かせてください。

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