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「ビールを毎日飲んでも運動効果は落ちない。筋肉量も減らない」ってホント? (1/2)

 体脂肪を減らしたい、引き締まった筋肉をつけたい。理想の体作りには日々のトレーニングが欠かせません。同時に食事制限や食欲のコントロールも大切です。いくら運動をしても、ビールを飲んでしまったらトレーニング効果が台無し……とも限りません。

 日常的にビールを飲む人でも、HIIT(ヒット/ヒート)と呼ばれる高強度インターバルトレーニングの効果に影響はないという、スペインの研究論文が栄養学会で発表されたのです。

ビールがフィットネス界から目の敵にされてきた理由

 この研究を紹介する前に、「なぜ、ビールがフィットネス関係者から目に敵にされてきたか」を簡単におさらいしてみます。

 これについては、まずダイエットへの悪影響が挙げられるでしょう。摂取カロリーに目を向けると、種類にもよりますが、缶ビール350mlのカロリーは約150~180kcal。平均的な体重の人が20~30分くらいジョギングしたときの消費カロリーと同じ程度です。つまり、せっかく20~30分くらい一生懸命に走っても、たったの缶ビール1本でカロリーの収支バランスはゼロに等しくなってしまいます。

 そもそも缶ビール1本だけで我慢できないから、ビール好きと呼ばれるのです。2本、3本と飲み続けてしまう人は、よほど激しい運動をしない限りトレーニングで体重を減らすことはできない計算になります。さらに糖質制限ダイエット理論では、ビールや日本酒などの醸造酒は糖質を多く含むという理由で悪ものにされ、焼酎や赤ワイン、ウイスキーなどの蒸留酒はOKとされることが多いようです。

 また、ビールには筋肉作りの面でもデメリットがあります。ビールに含まれるアルコールを摂取すると、筋肉を作る作用に影響するホルモン・テストステロンの分泌量が減少することがわかっているからです。つまりお酒を飲むと、筋肉の成長が阻害されてしまうのです。

 その他にも、ビールには利尿作用があるので脱水状態になりやすいこと、就寝前のアルコール摂取は睡眠を妨害することなど、ビールに関してはあらゆる面での身体への悪影響が科学的に証明されているのです。

関連記事:アルコールは筋肉にどんな影響を及ぼすのか?筋トレとお酒の関係性

次ページ:ビールを毎日飲んでも、適量であれば運動効果に影響しない

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