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タイヤや丸太で筋トレを行う「ストロングマン・トレーニング」とは。効果・やり方・基本のメニュー (1/2)

 一般的に筋トレで使用する器具には、フリーウエイトで使うダンベルやバーベルのほか、専用のトレーニングマシンがあります。それぞれメリットとデメリットがあり、目的に応じて選択するべきでしょう。しかし、近年はそのどちらでもない、「ストロングマン・トレーニング」と呼ばれる一風変わったトレーニングが注目を浴びています。

 今回、アメリカ在住のトレーナーが実践的な基本メニューについて解説します。

ストロングマン・トレーニングとは

 「ストロングマン・トレーニング」では、タイヤや丸太、石、そりなどを使います。映画「ロッキー4」を観たことがある人は、当時最先端の科学的トレーニングを積んでいたドラゴに対して、ロッキー・バルボアが大自然を相手に行っていたトレーニングを思い浮かべてみてください。

 これらのトレーニングは、伝統的な筋トレと比べて効果があるか否かという科学的根拠(エビデンス)は、まだあまりありません。しかし、普段とは異なる刺激を筋肉に与え、楽しく飽きのこないワークアウトとして人気が高まりつつあるのです。特定の筋肉を鍛えるよりも、全身でパワーを発揮することが要求されます。

 このようなトレーニング器具は、クロスフィットジムで見ることができるでしょう。また、日本でも最近人気が出てきたスパルタン・レースなど、障害物レースにもよく使われています。代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

1.タイヤフリップ

▲写真提供:クロスフィット伊勢

 巨大なタイヤをひっくり返します。大きなものでは数百キロにもなります。まずは体をタイヤに密着させ、デッドリフトのように下半身と体幹の力を使って持ち上げましょう。タイヤが浮くと同時にすばやく片足を前に進めて、タイヤを太ももの上に乗せます。あとは両手のグリップを押す形に入れ替えて、全身でタイヤを前方に押してください。

2.ログ(丸太)リフティング

▲写真提供:クロスフィット伊勢

 重量挙げのクリーンやジャークなどの種目を、写真のような器具を使って行います。通常のバーベルとはグリップの位置や形状が異なるため、動作は同じでも難易度は高まり、扱える重量そのものも軽くなることがほとんどです。

3.スレッド(そり)プッシュ

 全身の力を使ってそりを押します。なるべく、重心を低い位置に保つことがコツです。重量を調整しやすく、距離やスピードなどの変化もつけやすいため、多くのジムやアメフトなどのスポーツでもよく使われています。

4.アトラス・ストーン

 重い石を持ち上げ、肩越しに後ろへ投げます。写真のもので重量は40kg。掴むことができないため、腕力だけに頼らずに全身の力を連動させることが大切です。

5.ファーマー・キャリー

▲写真提供:クロスフィット伊勢

 両手に重いものをぶら下げて歩く、ただそれだけですが、全身の持久力と握力の強化にもってこいのトレーニングです。写真で使われているのは、ハンドルがついた専用器具。プレートを付け替えることで重さを調整できます。その他によく用いられるのが、バケツ状のものやポリタンクなど。なお、ダンベルやケトルベルなど、普通のジムにある器具を使っても行えます。

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