【タバタ式トレーニング】効果と基本のやり方、体力をつけるメニュー (2/2)
タバタ式トレーニングの効果をきちんと出すポイント
全ラウンドを、動けなくなるくらい全力で行う必要があります。
最大心拍数でいえば90%を目指して、1セット目から疲労困憊になるくらい自分を追い込みましょう。そうでないと、効果がないトレーニング方法といえます。
また、怪我予防のため事前のウォームアップと事後のストレッチを必ず行いましょう。
タバタ式トレーニングにまつわるギモン
タバタとHIIT、なにが違う?
HIITとタバタ式トレーニングの違いは、その主効果にあります。HIITは脂肪燃焼に効果が期待できるとされますが、タバタ式トレーニングの場合、心肺能力の強化に大きな期待ができるとされています。
もちろん最大心拍数に近いレベルで運動し続けるため脂肪燃焼効率は高いですが、運動そのものの時間は短いので、消費カロリーはそれほど大きくはありません。
ちなみに心肺能力が強化されることで体力も向上するため、ランニングやトレーニングを長く行えるようになり、ダイエットにつながるという副次効果はあるでしょう。
ダイエットに効果はある?
先述した通り、タバタ式トレーニングのメインは心肺機能の強化です。
20秒間をずっと最大心拍数に近いレベルで休みなく動き続けるため、脂肪燃焼における効率は高いのですが、運動そのものの時間は短いので、消費カロリー自体はそれほどでもありません。
ただし、タバタで体力がつくと有酸素運動なども長く続けられるようになり、結果としてダイエットに有利になることは考えられます。
どんな運動でもいい?
運動の種類は自由ですが、20秒間、全力で動き続けられるものを選びましょう。フィットネスバイクや水泳、パーピー、マウンテンクライマー、なわとびなどもおすすめです。
逆に、インターバルや予備動作が必要な筋トレ種目は向いていないでしょう。
タバタトレーニングで筋肉はつく?
タバタはきつく、激しい筋肉痛に見舞われることも多いでしょう。しかし、タバタ式トレーニングで大きく鍛えられるのは心肺能力です。
筋力強化という点では、一般的な筋トレと比べて大きな差はありません。
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<Text:編集部>