ギア&アクセサリー
2021年11月5日

運動時にズレない、落ちないメガネ「マイドゥ スポーツ」作ってみた。その実力は…!? (3/3)

実際の運動で「マイドゥ スポーツ」を検証!

 「MYDO」はフレームの耳にかける先セル部分に、耳の後ろまでぐるりと巻きついて固定する特殊構造のパーツを採用しています。これが“ズレない”理由となっており、メガネバンドを使わなくても耳に吸いつくようしっかりフィットするとのこと。

 装着方法は、以下のように簡単です。

1)モダンのついたアジャスターをスライドさせ、顔幅に合わせて長さを調節(5段階)
2)二重構造のモダン部を上下に開く
3)モダンを開いた状態で耳の上に乗せる
4)モダンを耳に押しつけるようにして開閉部を閉める
5)カチッと音が鳴って耳にホールド

 これでランニングはもちろん、その他の激しい運動や汗の影響でもずり落ちないという仕組みです。はたしてその実力は本物なのか、さまざまな運動を行って検証してみました。

検証1 ランニング

 長時間のランニングでも、走っている際の揺れなどでメガネがズレることはありませんでした。軽量で邪魔にならず、メガネを掛けていることによるストレスもなし。走り終える頃には額から汗が流れていたものの、ずり落ちたり不快感などはありません。

検証2 ダッシュ

 ダッシュ時には通常のランニングと比べて動きが大きくなり、また着地時に地面から受ける衝撃も強くなります。過去にスタートダッシュを行ったとき、メガネが落ちたり、走っている間にメガネが動いて見えにくい経験がありました。

 しかしマイドゥ スポーツは、ダッシュ時にもしっかりフィットしたままでした。短距離走のような種目ではコンタクトレンズを使ったりする方が多いですが、マイドゥ スポーツならそうした種目にも対応してくれそうです。

検証3 ジャンプ

 飛び跳ねた際、身体が上下するのに合わせてメガネも上下に動いたり、着地時の衝撃でメガネが落下した人も多いのでは。縄跳びで検証したところ、マイドゥ スポーツはこうした動きが一切ありませんでした。

 ビジョンメガネのプロモーション動画では、なんと“バック転”でもメガネがズレていません。そのため、体操やバスケットボール、バレーボールなど、ジャンプ動作の多いスポーツでも安心して利用できるでしょう。

検証3 筋トレ(下向き)

 さすがに下を向いて運動すれば、ズレたり落ちたりするのでは? という疑問を、腕立て伏せで検証してみました。私はいつも自宅で筋トレする際、遠くを見ることがないという理由からもメガネを外しています。しかしジムで筋トレする際などは、やはり周囲が見えた方が良いでしょう。

 最初はゆっくり、少しずつ激しく腕立て伏せしましたが、しっかりメガネはフィットしたままです。ちなみに、バーピージャンプでも問題ありませんでした。

 子どもから大人まで、さまざまなシーンで活躍しそう

 マイドゥ スポーツを掛けてみて最初に驚いたのが、軽量性です。これまでフルリムタイプのスポーツメガネを使っていたからかもしれませんが、ほとんど重さを感じません。また、ズレないということは常に正しい掛け位置がキープできるので、目へのストレスを軽減してくれそうです。

 この点から、スポーツだけでなくパソコンを長時間にわたり見続ける方など、ビジネスシーンでも効果を発揮してくれるのではないでしょうか。

 ジュニア向けもあり、10代~50代と幅広い世代から支持を集めているという「マイドゥ スポーツ」。今回訪問した北習志野店では、中でも30~50代男性の購入者が多いそうです。

 購入者からも「しっかりズレなくて快適」「仕事や勉強でもストレスがない」「機能性がデザインを邪魔せず格好よさを損ねていないのがうれしい」など、多く好評の声が寄せられているとのこと。

 全国105店あるビジョンメガネの全店で購入可能となっているので、興味のある方は一度見に行ってみください。試着すれば、“ズレない”ことの快適性を実感できるはずです。

ビジョンメガネ「MYDO」公式サイト
https://www.vision-megane.co.jp/mydo/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。また、ランニングクラブ&レッスンサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室やランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
・公式サイトはこちら

<Text & Photo:三河賢文>

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