ウェルネスフード
2023年7月26日
低脂肪牛乳は体に悪い?メリットとデメリットを管理栄養士に聞いた (2/3)
低脂肪牛乳のメリットとデメリット
普通の牛乳と低脂肪牛乳を比べた時に考えられるメリット、デメリットをご紹介します。
メリット 低脂肪牛乳の良さ
- 低カロリー
- 低コレステロール
- 高タンパク
- 不和脂肪酸が少ないため、循環器疾患のリスクが低い
- 値段が安い
- スッキリとした味で飲みやすい
デメリット 低脂肪牛乳の弱みとは
- 栄養価が低い(ビタミンのA・D・E・Kの含有量が少ない)
- 牛乳特有のクリーミーさがない
- 味が薄く満足感を得にくい
低脂肪牛乳はなぜ安いのか
低脂肪牛乳が普通の牛乳と比べて値段が安いのは、利益率が良いからだと言われています。
そもそも低脂肪牛乳は、生乳から乳脂肪分を取り除き、製造します。その取り除かれた乳脂肪分が、バターやチーズなどの乳製品の原料となります。
そのため、「低脂肪牛乳を作ることで、生乳から低脂肪牛乳以外の利益を得られる」ので値段が安いと言われています。
低脂肪牛乳と牛乳の値段
1リットルあたり、以下の値段が目安です。
- 普通の牛乳:220円前後
- 低脂肪牛乳:190円前後
牛乳を毎日飲むご家庭にとっては、この値段の差は大きいですよね。
低脂肪牛乳にはどんな食品添加物が入ってる?
一般的な低脂肪牛乳のほとんどは、食品添加物が含まれていません。低脂肪牛乳は生乳から脂肪を取り除いた製品であり、原材料に生乳以外の記載がされていないことが多いです。
ただし、製品によっては食品添加物が入っている場合があります。気になる人は、ラベルをよく確認すると良いでしょう。
もし特定の食品添加物に対して懸念がある場合は、製品の成分表を確認するか、製造元に問い合わせてみると良いかもしれません。
食品添加物とは
食品添加物とは、風味・色合い・保存期間などを改善し、製品の品質を維持するために使用される物質のことを指します。一般的な食品添加物は、防腐剤・香料・色素・甘味料などです。