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2023年10月18日
プロテインを飲みすぎるとどうなる?「痛風になる」という噂も[理学療法士監修] (3/4)
プロテイン(タンパク質)を過剰摂取しても、健康な人の場合は問題がないという報告もありますが、体重1kgあたり2.0g未満に抑えておくのが良いでしょう。体重50kgの人の場合は、100g未満という計算です。
体重1kg当たりのたんぱく質量が2.0gを超えたあたりから、「摂取してもタンパク質合成が高まることはなかった」という報告*があるためです。
*参考文献:日本スポーツ栄養研究誌 第2巻 アスリートのタンパク質栄養の考え方 - 岡村 浩嗣
ちなみに、「ザバス アドバンスト ホエイプロテイン100」の場合、タンパク質100gは5杯分(1食28gのプロテインパウダー)。毎日5杯以上プロテインを飲む人は少ないかと思いますが、食事からもタンパク質を摂取することを考えると、1~2杯に収めると良いでしょう。
タンパク質の摂り過ぎサイン
タンパク質を摂取しすぎると、以下の症状が生じる可能性があります。
- 吐き気
- 嘔気
- 下痢
- 便秘 など
これは、消化管への負担増加や腸内環境の変化から生じる症状です。あまりにも過度にタンパク質を摂取した場合、高アンモニア血症を起こし、意識障害を起こすこともあります。
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