もやしの消費期限って?腐ったら「こんな状態」に。正しい保存方法はコレ
安くてヘルシーなもやしは、家計の味方でありダイエッターの味方ですよね。そんなもやしですが、「すぐに傷んでしまう」という欠点が。安全に食べるために、もやしの腐敗サインをチェックしておきましょう! もやしの正しい保存方法などもご紹介します。
もやしの消費期限は「2~3日」
一般的に、もやしの消費期限は製造日から2~3日後に設定されることが多いです。
もやしは水分が多いため、傷むのが早いです。消費期限が過ぎると、腐敗が進み、微生物の繁殖や食中毒のリスクが増加するので食べないでください。
要注意! もやしが腐敗しているサイン
もやしが腐っている場合、以下のサインが出ることがあります。もやしを冷蔵庫に数日保存している場合は、当てはまる点はないかチェックしましょう。
- 酸っぱい臭いや腐敗臭がする
- 黄色や茶色に変色している
- ぬめりやべたつきがある
- 柔らかくなっている
管理栄養士直伝! もやしの正しい保存方法
もやしは水に浸して保存する方法が一般的ですが、これだと水溶性の栄養素(水に溶け出しやすい栄養素)が流れ出てしまう可能性があります。
栄養素を守りながら保存するには、もやしを洗った後にキッチンペーパーで包み、通気性の良い容器に入れると良いでしょう。
すぐに食べない場合は、冷凍保存もOK
もやしを消費期限内に消費できない場合は、冷凍保管がおすすめです。袋のまま冷凍するか、軽く湯通しして冷凍するようにしましょう。
冷凍保存すると、もやし特有のシャキシャキ感は減ってしまいます。そのため、冷凍したもやしは、スープや炒めものの具材としての利用が良いでしょう。
保存期間は、1週間〜1か月程度が目安です。もやしの状態を見ながら保存してください。
監修者プロフィール
たいや内科クリニック
管理栄養士 林 安津美(はやし あつみ)さん
大学卒業後、JAあいち厚生連で37年にわたり病院の管理栄養士として勤務。その間、豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。2022年5月よりたいや内科クリニックへ入職。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を活かし、患者さんの思いを聴き・応え、患者目線でテーラーメイドの医療を届けるよう心掛けている。
<Edit:編集部>