食べても太らない人に共通する特徴とは。太りにくい食べ物、生活習慣を知る[薬剤師監修] (1/4)
たくさん食べているのに太らない、そんなうらやましい体質を持った人は、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。本記事では、食べても太らない人の特徴や、痩せ体質になるための食事や習慣のポイントを紹介します。
解説は、薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師の碇純子さんです。
<目次>
食べても太らない人の特徴とは
食べても太りにくいおすすめの食べ物は?
食べても太らない体質になる習慣とは
食べても太らない人の特徴とは
まずは、食べても太らない人の特徴を解説します。
基礎代謝が高い
基礎代謝とは、生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。基礎代謝が高い人は、普通に生活を送っているだけで多くのエネルギーを消費します。
基礎代謝が高いと、呼吸や体温の維持など、生きるために無意識に行なっている活動でも基礎代謝の低い人より多くのエネルギーを消費します。
そのため、太りにくい体質になるのです。
腸内環境が整っている
腸内環境が整っている人は、食べても太りにくい傾向があります。腸内環境が整っていると、栄養を吸収し不要なものを体外へ排泄する新陳代謝がスムーズに行われます。
腸内環境が悪いと、食べたものがうまく消化できず、便秘を起こしたり体内に脂肪としてため込んだりしてしまうため、太りやすくなります。
また腸内に悪玉菌が増えると、有害物質が作られ、さらに腸内環境が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
運動量が多い
日頃から運動を行っている人は、エネルギーの消費量が多く太りにくいです。
太りにくい人のなかには、意識して運動をしていなくても、通勤時に歩く習慣が身についていたり仕事でよく体を動かしたりしている人もいるでしょう。
運動して筋肉量が増えると基礎代謝も高くなります。
バランスのよい食事を心がけている
日頃からバランスの取れた食事を心がけることも、食べても太りにくい人の特徴です。
基礎代謝が高かったり運動量が多かったりするから太りにくいといっても、何を食べても太らないわけではありません。
栄養バランスのいい食生活を心がけることで、カロリーの過剰摂取を防ぐことに繋がります。カロリーが高いものの過剰摂取を避け、タンパク質や野菜をしっかり摂ることが重要です。
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