筋トレ食材の新定番!再ブーム中の“魚肉ソーセージ"がもたらす意外な効果とは[医師監修] (2/2)
ギョニソと生魚、どちらを選ぶ?
「DHA・EPAは合わせて1日に1,000mg以上摂ることが健康維持に適しているとされています」と大和田先生。
「生魚ならサバやイワシなどの青魚が特に豊富ですが、毎日の調理や保存が難しいのが現実です。その点、ギョニソは手軽に摂取できる上、たんぱく質も一緒に補給できるメリットがあります。しかも美味しい。理想は生魚とギョニソをバランスよく取り入れることですが、忙しい日はギョニソで手軽に魚活するのがおすすめです。」
ギョニソ選びのポイント
魚肉ソーセージは様々な種類が販売されていますが、どのように選べばよいのでしょうか。大和田先生はこうアドバイスします。
「たんぱく質量とDHA・EPA量をチェックすることが大切です。最近では、DHAを強化した特定保健用食品(トクホ)の魚肉ソーセージも登場しています。例えば、疾病リスク低減トクホであるマルハニチロの『DHA入りリサーラソーセージω』は、きちんと決まった量が練り込まれたフィッシュオイルDHA・EPAを豊富に含む魚を原料とした食品の一つです。このような製品を選ぶことで、より魚活のハードルを下げることができます。」
ミドル世代の肥満対策から、高齢者や若年層の「タンパク質不足」対策まで、スリムボディでありながら筋肉しっかりのボディを目指すなら、お手軽魚活がおすすめです。
手軽さと栄養価の高さを兼ね備えたギョニソで、あなたも今日から"魚活"を始めてみませんか?
監修者プロフィール
大和田潔先生
あきはばら駅クリニック院長、東京医科歯科大学臨床教授、総合内科専門医、脳神経内科専門医、日本臨床栄養協会理事、東京医科歯科大学大学院卒、医学博士。医療アドバイザーとしてメディアでの解説には定評があり、ニュース番組の解説などテレビ、ラジオで活躍。雑誌等の取材記事多数。著書「60歳 食べ方を変えるだけで健康寿命はもっと延ばせる」「ごはん好きでも必ず痩せられる! 炭水化物の新常識」他多数。
<Edit:編集部>