
ウェルネスフード
2025年2月14日
「朝フルーツは太る」はウソ?ホント?朝食に果物をとるとダイエットによくないのか (1/2)
フルーツは甘いから朝イチで摂ると太りやすい印象だけれど、本当? それともただのウワサ? 健康検定協会理事長で管理栄養士の望月 理恵子さんに聞きました。
朝にフルーツを食べるメリットとデメリットとは。
「朝フルーツは太る」は間違いだった
望月さん:朝食に適量のフルーツを食べて太ることは、ほとんどありません。
フルーツには果糖が含まれていますが、食物繊維が豊富で、血糖値を上げにくいものが多いため、適量であれば太ることはあまり考えられません。
ただし、フルーツの他に炭水化物を多く食べている場合、エネルギー・糖質が過多になるため、太る可能性があります。
フルーツは決して太りやすい食品ではない
望月さん:フルーツは甘いので太りやすい印象のある方もいらっしゃるかもしれませんが、適量であれば、太りやすい食品とは言えないでしょう。
果糖のメリット
- 腸での吸収が遅い
- エネルギーに変換されやすい
- 直接的に血糖値を上げない
ただし、食べ過ぎることで、血中の中性脂肪の値が上がりやすくなります。ダイエットをしたいのなら、食べ過ぎに注意しましょう。
ダイエット中の朝食にフルーツがいい3つの理由
望月さん:ダイエット中の朝食にフルーツをおすすめする理由は、3つあります。
理由1 便秘の解消をサポートする
フルーツは、食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維を摂取することで、便秘が解消し、腸内環境が改善されるため、代謝が上がりやすくなります。
食物繊維には、「便を柔らかくして排便を促す」「便のカサを増やす」「腸を刺激して排便を促す」といった働きがあると言われています。
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