
2025年3月5日
愛情不足で育った人が、大人になって抱えやすい“性格の問題”とは。過去の心の傷、どうやったら癒せるのか (2/5)
「親に愛されなかった」と感じている人に共通する性格
幼少期に十分な愛情を受けられなかった人は、大人になってもその影響を引きずることがあります。以下のような性格傾向が見られることが多いです。
1. 自己肯定感が低い
「自分は価値のない人間だ」と感じやすく、何をしても「どうせ自分なんて」と思ってしまうことがあります。
他人からの評価を必要以上に気にし、褒められても「お世辞だろう」と受け取れないことも。
2. 他人との距離感が極端になりやすい(依存 or 避ける)
人に強く依存するか、逆に誰とも深く関わらないようにする傾向があります。「愛されたい」と思う気持ちが強い反面、傷つくことを恐れ、極端な人間関係を築きがちです。
3. 完璧主義になりやすい
「もっと頑張らないと認めてもらえない」と思い込み、過度に努力してしまうことがあります。小さなミスでも「自分はダメだ」と思い、必要以上に落ち込むことも。
4. 感情をうまく表現できない
本当は悲しい、怒りを感じているのに、それを抑え込んでしまう傾向があります。逆に、抑え続けた感情が限界に達し、爆発してしまうことも。
5. 他人の顔色を過度に気にする
「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という不安が強く、常に相手の機嫌を伺いながら行動してしまいます。
自分の気持ちよりも、相手を優先してしまうことが多いです。
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