ヘルス&メンタル
2024年1月16日

「愛情不足」で育った大人に共通する特徴とは[臨床心理士監修] (1/2)

幼少期、親などからの愛情が不足した状態で育ったら……どのような大人に成長するのでしょうか? 臨床心理士の町田さんに聞いてみました。

愛情不足で育った大人の特徴

幼少期に、他者からの愛情不足が不足して育った場合、以下のような特徴が考えられます。

  • 人と適切な距離を取るのが苦手
  • 信頼関係が構築できない
  • 感情コントロールが苦手
  • 依存傾向が高い
  • 職場や恋愛関係を保ちにくい

愛情不足で育った大人の特徴を、詳しくチェックしましょう。

愛情不足で育った大人、どんな問題が生じる?

愛情不足で育った場合、

  • コミュニケーション面
  • 行動面

この2つで問題が出てくることが多いです。

コミュニケーションの問題

人と適切な距離を取るのが苦手

距離が近すぎてしまう、あるいは、極端に関わろうとしない。

信頼関係が構築できない

悲しみや怒りの感情をぶつけすぎてしまう。謝罪ができず、嘘で誤魔化し続けてしまう。というようなことから、人から信頼をしてもらえない。

行動の問題

感情コントロールが苦手

過度に傷つきやすかったり、落ち込みやすかったりする。

依存傾向が高い

感情のコントロールが難しいため、ストレスを感じやすいが、適切な発散ができず、人や物に依存してしまいやすい。

職場や恋愛関係を保ちにくい

新しい環境への適応が難しく、職が安定しにくい。また、人との適切な距離感を保てないことから、恋愛関係を保ちにくい。

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