ヘルス&メンタル
2024年9月26日

愛情不足で育った大人に共通する特徴とは[臨床心理士監修] (1/2)

幼少期、親などからの愛情が不足した状態で育ったら、どのような大人に成長するのでしょうか? 大阪カウンセリングセンターBellflowerの臨床心理士・町田奈穂さんに伺いました。

愛情不足で育った大人の特徴とは

幼少期に、他者からの愛情不足が不足して育った場合、以下のような特徴が考えられます。

  • 人と適切な距離を取るのが苦手
  • 信頼関係が構築できない
  • 感情コントロールが苦手
  • 依存傾向が高い
  • 職場や恋愛関係を保ちにくい

愛情不足で育った大人の特徴を、詳しくチェックしましょう。

「親からの愛情不足で育った大人」の特徴とは。こんな問題行動や思考の偏り、ありませんか?

愛情不足で育った大人、どんな問題が生じる?

愛情不足で育った場合、以下の2つで問題が出てくることが多いです。

  • コミュニケーション面
  • 行動面

コミュニケーションの問題

人と適切な距離を取るのが苦手

距離が近すぎてしまう、あるいは、極端に関わろうとしない。

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信頼関係が構築できない

悲しみや怒りの感情をぶつけすぎてしまう。謝罪ができず、嘘で誤魔化し続けてしまう。というようなことから、人から信頼をしてもらえない。

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