ウェルネスフード
2025年3月5日

食事を変えると「たるみ・しわ」は食い止められるのか?管理栄養士視点でお答え! (2/3)

食事法2 ゆっくり時間をかけて、食べる順番も気を付ける

ゆっくりよく噛んで食事を摂ると、満腹感を得るホルモン(レプチン)が分泌されて、脳がお腹いっぱいと認識することができます。その結果、急激な血糖値の上昇を抑制できます。

また、食事の際、最初に食物繊維を摂ることで、血糖値の上昇が緩やかになります。次の順番で食べるようにしましょう。

1、野菜類、きのこ類などの食物繊維
      ↓
2、魚類、肉類、大豆製品などのタンパク質
      ↓
3、ごはん、パン等の炭水化物

夜は炭水化物を食べないほうが痩せる?管理栄養士の食トレ学

食事法3 調理法は「茹でる」「蒸す」がおすすめ

コゲた食品には、AGEsが多く含まれると考えられています。茹でる・蒸すという調理法は食品がコゲにくいので、AGEsの発生が抑えられます。

反対に、炒め物や揚げ物などの調理法はコゲ目がつきやすいので、控えた方がいいでしょう。

一度糖化した肌は戻らない!? 早めの対策がカギ

望月さん:糖化によって生じたAGEsは体の中に蓄積されます。そのため、いったん糖化した肌の再生は難しいケースが多いです。

糖化は加齢に伴って起こりやすくなります。早い段階から糖化を予防する生活を送ると、10年、20年、30年後の若々しい肌の実現につながります。

続いて、糖化が進む原因に合わせて、食事以外にできることも紹介します。

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