ヘルス&メンタル
2025年3月18日

医師監修!幸せホルモン「セロトニン」を増やす“ちょっとしたコツ” (3/3)

人と触れ合う

江越先生:意識的に人と会う・会話をするとよいでしょう。人とコミュニケーションをとることで脳が活動的になり、セロトニンの分泌を増やすことができると考えられます。

また、心や感情を揺さぶる経験もセロトニンの分泌につながるので、美術鑑賞や映画鑑賞もおすすめです。

愛情ホルモン「オキシトシン」を増やすには?専門家が教える簡単な方法

一定のリズムを刻む有酸素運動を行う

江越先生:運動不足になると、「疲労感がなく寝つきが悪くなる」「血流が悪くなる」などの影響により、セロトニンの分泌量が低下する可能性があります。

軽いジョギング、自転車、ウォーキングなど一定のリズムを刻む有酸素運動を、1日20~30分程度行いましょう。

運動開始から20~30分経過すると、セロトニンの濃度がピークになります。それ以上行って疲れると、かえってセロトニンの分泌が減るので注意してください。

また、運動は朝に行うようにすると、朝日を浴びられるので、よりセロトニンの分泌を促せると考えられます。

幸せホルモン「セロトニン」を増やす運動は?なぜ体を動かすとメンタルにいいのか

監修者プロフィール

ともしびクリニック代表医師
江越 正敏先生

佐賀大学医学部を卒業後、病院・美容クリニックでの勤務経験を経て、2020年にファイヤークリニック開業。美容医学、遺伝子学、栄養学、精神医学など肥満治療に関わる多方面から痩身医学研究と実践をする精神科医としても臨床に当たっており、西洋医学から東洋医学に渡って世界中から集積した独自の短期集中型医療ダイエットを開発。

<Edit:編集部>

※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。

1 2 3