
いちごを毎日食べるとどんな効果がある?食べ過ぎのデメリットは?【いちごの栄養と効果】 (1/3)
苺(いちご)にはどんな栄養が詰まっていて、食べるとどんなメリットがあるのでしょうか。
小さくておいしいためつい何粒も食べてしまいがちですが、1日何粒までなのか、食べ過ぎるとどんなデメリットが考えられるのでしょうか。
医療法人社団 筑三会 筑波胃腸病院 理事長の鈴木隆二医師監修のもと、同病院所属の管理栄養士・西島 理衣さんが担当します。
いちごのカロリーと栄養素
いちごは低カロリーでダイエット向きの果物です。とくにビタミンCと葉酸が豊富です。
いちご生(100g/5粒ほど)
栄養素 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 31 kcal |
たんぱく質 | 0.9 g |
脂質 | 0.1 g |
炭水化物 | 8.5 g |
食物繊維 | 1.4 g |
カリウム | 170 mg |
カルシウム | 17 mg |
マグネシウム | 13 mg |
ビタミンC | 62 mg |
葉酸 | 90 μg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
いちごを毎日食べることで期待できる健康効果とは
いちごを毎日食べることには、いくつかの健康効果が期待できます。
いちごは栄養価が高く、さまざまな健康をサポートする成分を豊富に含んでいます。具体的には以下のような効果があります。
1. 免疫力の向上
いちごには、ビタミンCが豊富に含まれており、免疫機能を強化するのに役立ちます。
ビタミンCは風邪の重症化予防や、細胞の修復に必要な栄養素で、抗酸化作用もあるため、身体の酸化ストレスを軽減することができます。
2. 抗酸化作用
いちごに含まれるポリフェノール(とくにアントシアニン)やビタミンCは、強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を防ぐ効果があります。
これにより、加齢に伴う疾患や皮膚の老化(シワやたるみ)を予防する助けになります。
3. 心血管の健康をサポート
いちごに含まれるポリフェノールやカリウムは、血圧を正常に保つ働きがあり、心臓病や脳卒中のリスクを減らすことが期待できます。
また、いちごに含まれる食物繊維も血糖値の急上昇を抑え、健康的な血管をサポートします。
4. 消化の促進
いちごは食物繊維を豊富に含み、特に腸内環境を整えるのに役立ちます。消化器官を健康に保ち、便通を改善する効果が期待できます。
また、食物繊維はコレステロールの低下にも貢献します。
5. ダイエット効果
いちごは低カロリーでありながら満腹感を得やすい食品です。
さらに、血糖値を安定させる作用があり、食後の血糖値の急上昇を防ぐことで、脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。ダイエット中のおやつとしても理想的ですね。
6. 肌の健康向上
ビタミンCや抗酸化成分により、いちごは肌の修復や保護にも役立ちます。
シワやシミの予防に加えて、炎症を抑える作用もあるため、ニキビなどの肌トラブルの予防にも効果が期待できます。
7. 血糖値のコントロール
いちごに含まれる低GI値の炭水化物は、血糖値を急激に上げることがなく、糖尿病予防に役立ちます。とくに食後血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。
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