ヘルス&メンタル
2025年3月23日

医師が考える「ストレスを感じやすい人」「感じにくい人」の違い (2/3)

今からでも「ストレスに強い人」になれる?

すぐにストレスを抱えてしまうのが悩み。ちょっとくらいのことには動じない、ストレスに強い・安定した人になる方法はあるのでしょうか?

岡村先生:性格自体を変えるのは難しいですが、「ストレスとの向き合い方」を上達させる方法はあります。心の動きに左右されにくくなることで、少しずつストレスに強い人になっていくことでしょう。

不安・イライラを感じるのは、自分の考え方や行動が関係している場合もあります。まずは自分自身と向き合い、「どんなことでストレスを感じるのか」を振り返ってみましょう。

ストレスの原因と上手く向き合っていくことが、ストレスに強い人になるための第一歩だといえます。

ストレスの原因とうまく向き合い、解消するコツ

岡村先生:ストレスを溜めないようにするには、自分の考えをポジティヴな方向に持っていくことが大切です。まずは、以下3つの行動・考え方を心がけてみましょう。

誰かに「悩み」や「自身の考え」を話す

岡村先生:イライラしたり不安を感じたりしたら、周囲の人に「悩み」や「自身の考え」を話してみましょう。人と会話すると、考えがまとまって気持ちが落ち着きやすいです。

他者の意見を参考にできるので、「ストレスの原因との向き合い方」も少しずつ明確になっていくでしょう。

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自分が「できたこと」に目を向けよう

岡村先生:失敗した経験を振り返ってみると、その中には「達成できたこと」「努力したこと」もあるはずです。まずはそれらを行えた自分を褒めてあげましょう。

できたことに注目すると、さまざまな経験を前向きに捉えられるようになります。「この部分では確かに成功した」という体験が自信に変わることで、次第にストレスに強い人になっていくでしょう。

一方ストレスが溜まりやすい人は、完璧主義の傾向があります。「できなかったこと」に注目してばかりいると、多くのケースが失敗体験になってしまい、気持ちが落ち込みやすくなります。

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「自分に変えられないこと」は受け流そう

岡村先生:現状抱えているストレスの原因の中には、「自分で変えられないこと」「避けられないこと」もあります。変えられないものを前にしたときは、割り切って受け流すことも大切です。

たとえば、仕事で提案した“渾身の企画”が通らなかったとします。「素晴らしい企画なのに、何がダメだったんだろう」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

そんなときは「結果は結果だし、仕方ないか」と一旦受け流してみましょう。企画が通るか否かは会社・上司の判断によるものなので、そもそも自分だけでどうにかできるものではありません。

また、企画を提案したときの努力は、ご自身のスキル向上の糧になっているはずです。気持ちがすっきりすると「企画した内容を他で試してみるのも面白いかも」と前向きな考えが浮かんでくることもありますよ。

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