ウェルネスフード
2025年5月23日

「夜バナナダイエット、むしろ太ったんですけど!」失敗の理由は?管理栄養士がお答え (2/3)

夜以外で食べるならいつがおすすめ?

望月さん:夕食前以外にバナナを食べる場合、おやつ(間食)や運動前後、疲れたときがおすすめです。

脂肪の蓄積を促すタンパク質「BMAL1(ビーマルワン)」は、午後2〜3時頃に少なくなると言われているため、その時間帯に食べると脂肪になりにくいと考えられます。

また、バナナは糖質を多く含んでいるので、運動前に食べるとエネルギー源になり、運動後に食べると、疲れた体にエネルギーを補給できます。

そして疲れているときに食べると、摂取した糖質が疲労回復に使われます。

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夕食を食べ過ぎてしまう人におすすめのダイエット法

望月さん:夜バナナダイエットは、夕食を食べ過ぎてしまう人におすすめのダイエット法です。

夕食にバナナを食べることで、夕食の食べ過ぎを予防できる、便秘解消、代謝が上がるといったダイエットにうれしい働きが期待できます。

食べ過ぎの予防はダイエットにもちろん有効ですし、便秘解消によって腸内環境が整うと、栄養素の消化率・吸収率が上昇しやすくなるほか、体の不要物が排出されやすくなるため、代謝が良く痩せやすい体を目指せるでしょう。

夜バナナダイエットは過度な食事制限をするわけではないので、ストレスが少なく、続けやすいでしょう。

次:改めておさらい! バナナのダイエット効果とは

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