ウェルネスフード
2025年7月17日

ラクトアイスは体に悪い?なぜ健康によくないと言われるのか (2/2)

アイスの種類による違いも知っておこう! 

ちなみにアイスクリーム類(アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス)と氷菓には、乳成分の量や濃厚さなど明確な違いがあります。 

① アイスクリーム 

乳固形分15%以上(うち乳脂肪分8%以上) 
ミルク感が濃厚でリッチな味わい 

生クリームや牛乳が多く使われ、栄養価も高め 

例:ハーゲンダッツ、レディーボーデン、MOW、牧場しぼり、ピノ、パルムなど 
※一部フレーバーを除く 

② アイスミルク 

乳固形分10%以上(うち乳脂肪分3%以上) 
アイスクリームよりは軽めの口当たり 
一部に植物性油脂が使われることも 

例:雪見だいふく、チョコモナカジャンボなど 

③ ラクトアイス 

乳固形分3%以上(乳脂肪はほとんどなし) 
植物油脂が入っており、アイスクリームに比べると栄養価は低め 

例:エッセルスーパーカップ、爽、クーリッシュなど 

④ 氷菓(アイスキャンディー、シャーベットなど) 

乳固形分なし、または極めて少ない 
主に水分と糖類が中心 

例:シャーベットやかき氷、ガリガリ君など 

参考資料  農林水産省 すぐにわかるトランス脂肪酸 

ラクトアイスは“手軽なごほうび”として 

ラクトアイスは価格も手頃で、味のバリエーションも豊富。 ストレス解消やちょっとした楽しみとして、上手に取り入れれば心も満たしてくれるアイテムです。 

健康に気をつけながらも、「がんばった自分へのごほうび」として、 量や頻度を意識して楽しんでいきましょう! 

監修者プロフィール

陽南(はるな)

管理栄養士・ヨガインストラクター。食事と身体の両面にアプローチできる健康サポートのプロとして、ママ向けのヨガレッスンを中心に活動。3児の母。

<Edit:編集部>

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