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花粉は1年中飛んでいる!スポーツする人の花粉症対策を専門家に聞いた (1/2)

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 今や日本人の4人に1人が花粉症を発症し、今年1月に都がまとめた花粉症患者の実態調査でも都民の48.8%がスギ花粉症と推定されると発表されました。10年前より17.4ポイント増え、全年代で花粉症が増加、しかも低年齢化が進んでいるとのこと。調査した都健康安全研究センターは「30年後には3人に2人以上がスギ花粉症罹患者となる可能性がある」と指摘しています。

 そんな国民病ともいえる花粉症。日常生活に支障をきたすほか、スポーツをする人にとっては集中力やコンディションに深刻な影響を及ぼす大問題です。これは趣味でスポーツを楽しむアマチュアアスリートのみならず、五輪やプロスポーツのトップアスリートたちも例外ではありません。

 そこで、花粉症の原因となる植物のことや飛散時期について改めて解説します。さらにスポーツをする人の花粉症対策について、スポーツドクターの小松ゆたか先生にコメントおよびアドバイスを頂きました。

花粉症の原因となる植物は約60種以上も!

 2018年春の日本気象協会による花粉飛散予測(第4報)では、北海道と九州以外のほぼ全国でやや多いから多い、非常に多いと予測されたスギ花粉。実際、東北から関東で2〜3倍、他の地域でも1.2〜1.5倍で全国的に昨年よりかなり多い量の花粉が飛散しました。

 一般的にスギ花粉の飛散する2〜4月が花粉症のピークと思われていますが、意外にも量も種類も多いのが5月なのだそうです。とくに今年はヒノキ花粉の飛散量が爆発的に増加しており、4月初旬に日本気象協会が出した速報によると東京都心で3月中に計測されたヒノキ花粉の量が昨シーズンの同月と比べ43.6倍にのぼり今後も増えると予想され、ヒノキ花粉の延長戦もありうると注意喚起しています。

 環境省が公表する「花粉症環境保健マニュアル」には、これまでに約60種の花粉アレルギーが報告され、そのうち花粉症は約50種もあるというのです。くしゃみや鼻水、鼻づまり、目や喉のかゆみなどのほか、集中力の低下や倦怠感、頭痛といった体調の不良までも招くツライ花粉症の症状。その花粉症を引き起こす原因植物にこれほど種類があるとは正直、驚きです。

花粉症を引き起こす植物と花粉飛散時期

 代表的なスギ花粉、ヒノキ花粉以外にはどんなものがあるのでしょう。以下は関東の花粉症の主な原因植物とその飛散時期です。

■ハンノキ属(カバノキ科)……… 3〜5月
■ スギ ……… 2〜4月
■ ヒノキ ……… 3〜5月
■ イネ科 ……… 4〜10月
■ ブタクサ属(キク科)……… 8〜10月
■ ヨモギ属(キク科)……… 8〜9月
■ カナムグラ(アサ科)……… 9〜11月

 ここで示した期間は、各原因植物の花粉飛散のピークとなる時期となっています。しかし前出の環境省の公表したマニュアルにある花粉カレンダーには、飛散量は少なくなるものの、スギやイネ科に至ってはほぼ1年中飛散していることが記されています。

 全国的に見ると花粉の飛散時期は異なりますが、冬〜春にはスギ・ヒノキが、夏にはイネ・シラカンバ(北海道および東北のみ)が、秋にはブタクサ・ヨモギ・カナムグラの花粉が空中を飛散しているのです。

次ページ:アスリートも実践! スポーツドクターに聞く花粉症対策

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