ウェルネスフード
2025年10月28日
幸せホルモン「セロトニン」を増やす食事メニューは?夜は“睡眠ホルモン“も出したいんです (1/6)
夜になると気分が落ち込む、なかなか寝付けない、疲れているのに眠りが浅い。そんな悩みを抱えていませんか? 食事の選び方次第で、夜のリラックス感や睡眠の質が大きく変わることがあります。
鍵を握るのが、通称“幸せホルモン”とも呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」と、睡眠を促す「メラトニン」です。
林外科・内科クリニック理事長の林 裕章先生監修のもと、これらのホルモンを味方につける夕食メニューをご紹介します。
セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」に変化する
夜の食事が、なぜ気分や睡眠に影響するのでしょうか。まずはセロトニンとメラトニンの関係を理解しましょう。
日中に脳幹で合成される幸せホルモン「セロトニン(脳内セロトニン=中枢性セロトニン)」は、心を安定させ、気分を前向きにしてくれる働きがあります。
そして夜になると、この中枢性セロトニンが「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンに変化します。

したがって、日中の食事がその夜の睡眠に影響を与えるだけでなく、翌朝の目覚めにもつながります。
セロトニン→メラトニンの流れ
1.食事からトリプトファン(必須アミノ酸)を摂る
2.脳幹でトリプトファンがセロトニンに合成される
3.日が暮れて暗くなると、セロトニンがメラトニンに変換される
4.メラトニンが「眠りのスイッチ」を入れる
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