ウェルネスフード
2025年10月30日
幸せホルモンを増やす昼食メニューは?セロトニンが出るお昼ごはんはコレだ! (5/6)
セロトニン分泌に逆効果? 昼にやりがちなNGメニュー
良いものを取り入れるのと同じくらい、避けるべきことを知ることも大切です。
高GI・糖質過多のランチで気分の波が大きくなる
GI(グリセミック・インデックス)は、食品が血糖値を上げる速度を示す指標です。高GI食品は、血糖値を急激に上げ、その後急降下させます。
高GI食品の例
- 白米だけのおにぎり(具なし)
- 菓子パン
- うどんやラーメンだけ
- ケーキやドーナツ
- ジュースやスポーツドリンク
これらを単体で食べると、一時的に血糖値が急上昇し、エネルギーが出たように感じます。しかし、その後インスリンが大量に分泌され、血糖値が急降下。結果として、強い眠気、だるさ、イライラに襲われます。

高GI食品を食べるときは、必ずタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)や食物繊維(野菜、海藻)と一緒に摂りましょう。血糖値の上昇が穏やかになります。
空腹時間が長すぎるとセロトニン低下につながる
「ダイエット中だから昼は抜く」「忙しくて15時まで食べられない」。こんな状況が続くと、セロトニン合成に必要な材料が不足します。
長時間の空腹は、血糖値を下げすぎ、イライラや集中力低下を引き起こします。また、空腹が続いた後にドカ食いすると、血糖値が乱高下し、さらに気分が不安定になります。
以下の対策を行いましょう。
- 朝食を抜いた場合は、昼食を必ず摂る
- どうしても食事が取れないときは、ナッツやチーズなど軽いものでもよいので口にする
コーヒー・エナジードリンクの過剰摂取は控えて
カフェインは、適量なら集中力を高める効果がありますが、取りすぎると逆効果です。
カフェインの過剰摂取による影響
- 一時的に気分が高揚するが、効果が切れると強い疲労感
- 不安感やイライラが増す
- 夜の睡眠の質が低下し、翌日のセロトニン分泌に悪影響
- 利尿作用で脱水になり、集中力低下
コーヒーなら1日2〜3杯程度。午後3時以降のカフェイン摂取は、夜の睡眠に影響するため避けましょう。エナジードリンクは、カフェインと糖分が大量に含まれているため、常用は避けた方が無難です。
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