ヘルス&メンタル
2025年11月9日

幸せホルモン「ドーパミン」の出し方とは?食べ物、運動…何をしたら“1番出る”のか (2/6)

チロシンを含む食品で“材料”を補給してあげる

次に食生活です。ドーパミンは、チロシンというアミノ酸から作られます。つまり、ドーパミンを増やすには「材料となる食べ物」を摂ることが基本。

チロシンを多く含む食品例

  • 鶏むね肉
  • 牛赤身肉
  • 納豆、豆腐などの大豆製品
  • チーズ
  • バナナ

これらの食材を意識的に取り入れることで、ドーパミンの分泌をサポートできます。

リラックスしながら音楽や瞑想を行う

好きな音楽を聴いたときや、リラックスした状態でもドーパミンは分泌されます。とくに、自分の感情をポジティブに揺さぶるような音楽や、マインドフルネス瞑想が効果的とされています。

おすすめ習慣

  • テンションが上がる音楽、心地よい音楽を聴く
  • 夜に頭の中を空っぽにし、メンタルのクールダウン

小さな目標を立てて達成する

「今日は家事を終わらせた!」といった小さな成功体験は、ドーパミン分泌に直結します。

脳は“達成”が大好き。小さくてもいいので「やるべきこと」を明確にして、実行・達成を繰り返すことで、やる気のエンジンがかかりやすくなります。

おすすめ習慣

  • 3つの“今日やること”を紙に書く
  • 終わったら線を引いて“達成感”を視覚化

太陽の光を浴びる

朝日を浴びると、体内時計が整い、セロトニン(幸福ホルモンの一種)の分泌が促されます。

このセロトニンが、夜にはメラトニン(睡眠ホルモン)に変わり、良質な睡眠→ドーパミンの調整にもつながります。

おすすめ習慣

  • 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる
  • 散歩やベランダで朝日を5〜10分浴びる

幸せホルモン「セロトニン」とは。増やす方法を探る!食べ物やサプリ、漢方でも補えるの?不足時の症状は?

次:ドーパミン不足になると、どんな症状が起きてくる?

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