むしろ食べたほうが健康的?高カカオチョコレートの“意外な効果”とは[栄養士監修] (3/3)
高カカオ(ハイカカオ)チョコレートのデメリットや注意点したいこと
高カカオ(ハイカカオ)チョコレートのいいことばかりを紹介してきましたが、デメリットももちろんあります。
高カカオチョコレートは脂質・カロリーともに高め
適量の摂取であれば、健康や美容、ダイエットからトレーニングまで、さまざまな効果が期待できます。
しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし、食べ過ぎには要注意です。高カカオ(ハイカカオ)チョコレートは、低GI食品ですが、脂質やカロリーも低いという訳ではありません。
むしろ、一般的なチョコレートに比べると、脂質・カロリーともに高いのがデメリットです。
なので、高カカオ(ハイカカオ)チョコレートの食べ過ぎは、脂質やカロリーを取り過ぎてしまうおそれがあります。
「カロリーや脂質を摂りすぎてしまうので、やはり食べすぎはNG! あくまで嗜好品だということを忘れないようにしましょう」と、佐藤さん。
うれしい効果がいっぱいでも、高カカオ(ハイカカオ)チョコレートはサプリメントではありません。“おやつ”として楽しみながら食べたいものですね。

チョコレートにはカフェインが含まれている
そして最後に、カフェインについてのおはなし。
チョコレートにはコーヒーと同じく、眠気を覚ますカフェインが含まれています。
ドリップコーヒー100mLあたり60mgのカフェイン量に対し、高カカオ(ハイカカオ)チョコレート100gあたり70~120mg(一般的なチョコレートでは25~35mg)も含みます(※1)
こう見ると、高カカオ(ハイカカオ)チョコレートのカフェイン量は多いように見えます。しかし、コーヒーはカップ1杯飲みますが、チョコレートを一度に100g(一般的な板チョコレートで約50g程度)も食べることはなく、せいぜい1かけ(約2~40g)です。
しかしその逆に、カカオには安眠を助けるGABA(γ-アミノ酪酸)やマグネシウムを豊富に含み、寝る前のチョコレートで安眠効果が高まるといわれています(※2)
ただし、くれぐれも食べ過ぎには注意! です。また、食べたあとの歯磨きも忘れずに!
(※1)厚生労働省「高カカオを謳ったチョコレート」調査より
(※2)江崎グリコ「睡眠実態とナイトチョコレートに関する調査」
監修者プロフィール
佐藤樹里(さとう・じゅり)
管理栄養士。フィットネスクラブにて水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務後、フィリピン留学を経てカナダ・バンクーバーへ渡航。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房でのWワークを経てスポーツ栄養系健康会社に転職。その後、「アスドリファクトリー」代表として独立。好きな食べ物:チャーハン。趣味:チャーハンめぐり・筋トレ。日本一チャーハンを愛する管理栄養士としても人気で、TV、ラジオなどのメディア出演多数。2021年7月、チャーハン愛の詰まったレシピ本『うちで作るチャーハンがウマい!』(池田書店)を上梓。
【公式Twitter】 https://twitter.com/jurijapan1
<Text&Edit:京澤洋子>
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