枝豆を食べ過ぎると起こる"意外な不調"とは (2/4)
枝豆は腎臓や肝臓に負担をかける?
「枝豆は腎臓や肝臓に悪い」という情報を目にして、不安になった方もいるかもしれません。
結論から言えば、健康な人が適量を食べる分には問題ありません。ただし、すでに腎臓や肝臓に疾患を抱えている方は注意が必要です。
腎臓への影響は?
・カリウムの過剰摂取
枝豆にはカリウムが豊富に含まれています。100gあたり約590mgと、野菜の中でもトップクラスです。
カリウムは余分なナトリウム(塩分)を排出し、血圧を調整する働きがあるため、健康な人にとっては積極的に摂りたいミネラルです。
しかし、腎機能が低下している方は、カリウムを体外に排出する能力が落ちているため、血中カリウム濃度が上昇しやすくなります。
高カリウム血症になると、不整脈や心停止などの深刻な症状を引き起こす可能性があります。腎臓病でカリウム制限を指示されている方は、枝豆の摂取量について主治医に相談してください。

・たんぱく質の過剰摂取
また、枝豆に含まれるたんぱく質も、腎機能が低下している方にとっては負担になることがあります。
たんぱく質の代謝で生じる老廃物は腎臓で処理されるため、腎臓が弱っている状態で大量のたんぱく質を摂ると、腎臓に余計な仕事をさせてしまうことになります。
肝臓への影響は?
健康な肝臓であれば、枝豆を食べることで直接的な負担がかかることはほとんどありません。
むしろ、枝豆に含まれるメチオニンというアミノ酸は、肝臓でのアルコール分解を助ける働きがあるとされており、「お酒のおつまみに枝豆」という組み合わせには一定の合理性があります。
ただし、肝硬変など肝機能が著しく低下している場合は、たんぱく質の代謝に問題が生じることがあります。
また、肝臓病の種類によっては特定の栄養素を制限する必要があるケースもあるため、肝疾患を抱えている方は、やはり医師の指導に従ってください。
続き:どれくらいが食べ過ぎ? 毎日食べていい? 1日の目安量










