ヘルス&メンタル
2026年5月12日
「褒められると不安になる人」の心理とは。どんな理由が考えられる? (3/3)
専門家に聞く! 褒め言葉を素直に受け取る考え方
では、褒め言葉を素直に受け取るにはどうしたらいいでしょうか。監修者の奥野実羽心さんは次のように語ります。
奥野さん:まずは、「自分は褒め言葉を素直に受け取れていないんだ」ということを自覚することが、一番最初のステップです。自覚することができれば、褒められ時に、「あ、また否定する癖が来た!」と思って、受け取る準備ができると思います。
二番目のステップとして、褒め言葉を「自分の能力が証明された」と捉えるのではなく、「相手からの贈り物」として受け取ってみてください。
褒められると「本当に自分はすごいのか?」と客観的な証拠を探したり、疑ってしまいそうになりますが、その必要はありません。「相手がそう感じてくれた」という事実そのものを、贈り物として「ありがとう」と受け取るだけで良いのです。

そして三番目に、自分の成功を「運」や「周囲のおかげ」と思う前に、そこに至るまでの自分のアクションを認めてあげてください。運を掴むための準備や、周囲に助けてもらえる関係性を築いたのは、他でもないあなた自身です。
自己評価は一朝一夕には変わりません。しかし、この3つのステップを意識して他者のポジティブな視点を少しずつ取り入れることで、あなたの中の「厳しい裁判官」は、やがて「温かい応援団」へと変わっていくはずです。
焦らず、まずは小さな「ありがとう」から始めてみませんか。
監修者プロフィール
株式会社TAYORI
代表取締役 奥野実羽心
保有資格
看護師(国家資格)
保健師(国家資格・看護師の上位資格)
健康経営エキスパートアドバイザー(最上位資格・2年更新)
メンタルヘルススペシャリスト
マインドフルネスコンサルタント
第一種衛生管理者免許
片づけ収納スペシャリスト
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>








