朝食抜きは痩せる?太る?脂肪と筋肉への影響を管理栄養士に聞いた (1/3)
朝ごはんを食べることは一般的に健康に良いとされていますが、朝食は食べるべきか、抜くべきか。正解をご存じでしょうか?
結論からいうと、ダイエット目的であっても朝食は食べた方が有利です。朝食を抜くと脂肪と同時に筋肉も失われ、代謝が下がることで長期的には太りやすい体になってしまうからです。朝ごはんの健康効果を知ることで、よりダイエットやトレーニングの効果を高められるかもしれません。
また、近年では16時間ダイエットのような朝食を抜く方法もあり、朝食の習慣について迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は管理栄養士が朝食について、ダイエットやトレーニングの観点からメリット・デメリットを解説します。
朝食の健康効果とは

phto by nohara
まずは朝食の健康効果について見ていきましょう。
よく知られている効果は、1つ目の「エネルギー補給」です。
就寝中はエネルギーの補給ができないため、起床したときにはエネルギー不足の状態です。日中は仕事や家事など忙しく動き回ることが多く、動くためのエネルギーが必要です。「朝ごはんを食べないと元気が出ないよ」と言われるのはこのためです。
2つ目は「セカンドミール効果」です。
空腹の時間が長いと、次の食事を摂取したときに血糖値が急上昇します。朝食で、特に食物繊維をとることで、1日を通じた血糖コントロールに役立ちます。血糖値の急上昇は体脂肪の蓄積や血管へのダメージ、食後の眠気などの原因になります。
3つ目は「筋肉への栄養補給」です。
筋肉の合成にはたんぱく質の摂取が大切ですが、摂取するタイミングも重要です。たんぱく質は一度に体内へ吸収できる量に限りがあります。
そのため3食の食事と間食でこまめに摂取することで、筋肉の合成を助けます。
4つ目は「体内時計のリセット」です。
人の体には一日周期でリズムを刻む「体内時計(概日リズム)」が備わっています。夜が来ると自然に眠くなるのはこの体内時計の働きです。体内時計の周期は平均すると24時間より長いため、毎日時刻の調整をしなければ徐々にリズムが遅れてしまいます。
朝食を食べることで体内時計がリセットされるので、睡眠の質向上の効果が期待できます。
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