レモン水を毎日飲み続けた結果、どんなメリットが期待できる?1週間~3か月の変化 (1/2)
水にレモン果汁を加えるだけの「レモン水(レモンウォーター) 」。手軽に始められることから、健康や美容のために毎日の習慣にしている方が増えています。
ただ、「実際にどれくらい飲み続ければ変化を感じられるのか」「本当にダイエットや血圧に効果があるのか」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
レモン水を飲み続けることで期待できる効果や、1週間から3か月にかけての変化の目安、そして気になるダイエット効果や血圧との関係、正しい飲み方とは。看護師・保健師の資格を持つ株式会社TAYORI代表取締役・奥野実羽心さん監修のもと解説します。
レモン水を飲み続けることで期待できる効果
レモン水には、飲み続けると期待できるうれしい効果がいくつかあります。代表的な3つを紹介します。
水分補給の習慣化をサポート
レモンの爽やかな酸味と香りが加わることで、味のない水よりも飲みやすく感じる方が多いです。「意識しないと水分を摂り忘れてしまう」という方にとって、こまめな水分補給を続けるきっかけになりやすいでしょう。
砂糖やはちみつなどを加えなければ、レモン水は比較的低カロリーです。食前の一杯としても取り入れやすく、カロリーを気にせず毎日の食卓に自然に組み込めます。
ビタミンC摂取に役立つ
レモンにはビタミンCが含まれており、体の抗酸化作用や、健やかな体調維持に関わる栄養素として知られています。食事だけでは不足しがちな栄養を、飲み物として手軽に補える点は大きな魅力です。
食後の血糖値の上昇がゆるやかになる
食前にレモン水を摂ることで、食後の血糖値の上昇がゆるやかになる可能性が報告されています。レモンに含まれるクエン酸などの有機酸により、胃から腸への内容物の移動がゆるやかになり、糖質の消化・吸収のスピードが遅くなることが一因と考えられています(※1)。
ただし、効果には個人差があり、食事全体の内容や量の影響も大きいため、あくまで食生活改善の一つとして取り入れることが大切です。
血圧管理をサポートする可能性がある
中高年女性を対象とした観察研究では、レモン摂取量が多いことや歩行量の増加と、収縮期血圧の変化との関連が報告されています。ただし、レモンの摂取による降圧効果を直接証明した研究ではありません。
レモンの酸味を活用すると薄味でもおいしく感じやすくなり、減塩を続けやすくなることから、血圧管理をサポートする可能性があります。日本高血圧学会でも、減塩の工夫としてレモンなどの酸味の活用を紹介しています。
レモン水を飲み続けた結果の変化【1週間〜3か月】
ここからは、レモン水を飲み続けた場合に感じやすい変化の目安を、期間ごとにご紹介します。体感には個人差がありますので、あくまで参考としてご覧ください。
1週目|飲む習慣が身につき始める
始めたばかりのこの時期は、体の変化よりも「毎日忘れずに飲む」という習慣づくりが中心になります。レモンの香りにリフレッシュ感を覚え、続けるモチベーションにつながる方も多い時期です。
2週目|すっきりとした感覚に慣れてくる
レモン水の酸味や香りに体が慣れ、飲むこと自体が自然な行動になってきます。食前に飲む習慣が身につくことで、食後の血糖値の急上昇を抑える工夫として取り入れやすくなる時期でもあります。
ただし、血糖値への影響は食事内容や個人差によって異なります。
3週目|生活リズムの一部として定着してくる
このころには、レモン水を飲むタイミングが生活の中に組み込まれ、意識しなくても続けられるようになってきます。水分補給の回数が自然と増えたと感じる方も出てくる時期です。


「レモン果汁」を3か月飲み続けると、高めの血圧が低下した【研究結果】






