「コーヒー断ち」するとどうなる?1週間~3か月で期待できる変化 (1/3)
気づけば1日に何杯もコーヒーを飲んでいる人は少なくないでしょう。習慣的にカフェインを摂っていた人ほど、いざ「カフェイン断ち(コーヒー断ち)」に挑戦すると、思わぬ体の変化に戸惑うことがあります。
コーヒー断ちで期待できる効果や、離脱症状が起こる仕組み、1週間から3か月にかけての変化の目安まで詳しく解説していきます。監修は、まえだ整形外科リウマチクリニック院長・前田 俊恒先生です。
▶先にコーヒー断ちを続けたときの変化【1週間〜3か月】を読む
コーヒー断ちとは
「コーヒー断ち」とは、コーヒーに含まれるカフェインの摂取を控える、またはやめることを指します。
コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶、エナジードリンク、チョコレートなどにもカフェインは含まれているため、厳密にカフェインを断ちたい場合は、これらの飲食物にも気を配る必要があります。
完全にやめるだけでなく、量を減らしたりデカフェに置き換えたりすることも、広い意味での「コーヒー断ち」に含まれると考えてよいでしょう。
人によって「1日1杯までに減らす」「週末だけ休む」など、取り組み方の程度もさまざまです。美容や睡眠の質の向上、体質の変化を確かめたいなど、コーヒー断ちに取り組む目的は人それぞれでしょう。
コーヒー断ちの効果とは。どんなメリットが期待できる?
コーヒー断ちによって、カフェインの摂りすぎで起きていた不調が和らぐ可能性があります。
カフェインには胃酸の分泌を促す働きがあるため、断つことで胃もたれや胃痛が軽くなる人もいます。
また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「タンニン」は鉄の吸収を妨げる作用があります。食中・食直後のコーヒーを控えることで鉄の吸収効率を高める効果が期待でき、貧血対策につながる可能性もあります。

ほかにも、自律神経の乱れによるだるさや、肌荒れの改善を感じる人がいると言われています。カフェインの覚醒作用に頼らなくなることで、動悸や落ち着かなさが和らいだと感じる人も。
ただし、これらの変化には個人差があり、全ての人に当てはまるわけではありません。
コーヒー断ちで睡眠の質は良くなる?
特に午後や夜にコーヒーを飲む習慣があった人は、断つことで睡眠の質が改善する可能性があります。
カフェインの半減期は5時間程度とされ、夕方に飲んだカフェインでも夜まで体内に残っていることがあります。カフェインには深い眠りを減らし、夜中に目が覚めやすくする働きがあると言われているため、断つことで寝つきの良さや眠りの深さの変化を感じる人もいるでしょう。
実際に、コーヒーを断った人の中には「寝つきが良くなった」「眠りが深くなった気がする」と感じる人が多いと言われています。もともと朝しかコーヒーを飲んでいなかった人は、睡眠への影響をあまり感じない場合もあります。
編集部員の個人談
「以前は午後半ばまではコーヒーを飲んでも睡眠に影響はなかったのですが、寝入りが悪いことが多かったので、試しに昼までにしたところすんなり眠りにつくことが出来ました。しかし23時にはすでに寝落ちしそうだったため、14時まで解禁したところ、ちょうど0時にストンと眠りに落ちることができました。カフェインの影響は個人差が大きいので、自分に合う飲み方を探るとよさそうです」
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