ストレス性疲労は「健康管理アプリ」で対策? みんなのヘルスケア意識を調査 (2/2)
この結果、「ストレス性疲労あり/対策している」では、男女とも約2割が「健康管理アプリ/WEBサービス」を利用する習慣があるようです。「ストレス性疲労」の対策法として、「健康管理アプリ/WEBサービス」が市民権を得てきていることが分かります。
この「健康管理アプリ/WEBサービス」、意外と(?)シニア層の利用率が高いことも特徴の1つです。男女/年代別にこれらサービスの利用率を見ていくと、男女とも60歳以上のシニア世代の利用率がもっとも高いという結果に。以降は、男性が20代、女性が20~30代の利用率が高いという結果になりました。
気になるのは、40代の利用率の低さが男女共通している点。この層は「知らない」と答えた割合よりも「意識していない/取り入れていない」と答えた割合が高いことから、知ってはいるものの意識的に取り入れていないということが分かりますね。
健康管理アプリの利用者は「日没後の運動」に積極的
最後に、「健康管理アプリ」の利用者は睡眠関連でどのような行動をとっているのか、見ていきましょう。
複数の行動を男女別で比較したところ、「健康管理アプリ/WEBサービス」の利用者は、睡眠に繋がる「日没後の運動」「ブルーライト対策」に積極的な傾向が見て取れます。 また、「カフェイン」「アルコール」など、一般的に睡眠を左右するといわれる飲料への意識も高いことも特徴の1つです。
最近では、入眠前のブルーライト問題や過度の使用など、問題にされることも多いスマートフォン。しかし健康管理アプリは、日々の体調管理や健康のヒントを見つけるために便利なものです。毎日をよりヘルシーに生きるためにも、有効に活用してみてはいかがでしょうか?
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<Text:辻村/Photo:Getty Images>