ウェルネスフード
2024年9月26日

鶏胸肉のカロリーと栄養、タンパク質が多い部位ランキング[管理栄養士監修] (1/2)

筋肉を育てる食材として人気・実力ともにNO.1の鶏肉(鳥肉)。なかでも鶏胸肉は高たんぱく・低カロリー、低脂質で、ゆで卵やブロッコリーと並んでトレーニー必須の神食材となっています。

MELOSでもたびたび取り上げている鶏肉ですが、はたしてバルクアップのための正しい食べ方やタイミングは。また、組み合わせる食材との相乗効果、食べる頻度や量によって違いはあるのか?

鶏肉の部位にも注目し、効率よくバルクアップするためのヒントを、Japanマラソンクラブで走り方や食事指導を行なう管理栄養士の深野裕子さんの解説を交えながら探ります。

鶏むね肉のタンパク質はどれくらい? 鶏肉の部位別タンパク質ランキング

鶏肉にもむね肉やささみなどさまざまな部位がありますが、たんぱく質がいちばん高いのはどの部位なのか。やはりむね肉がトップ? たんぱく質含有量の多い部位を調べてみました。

若鳥(生)100gあたりのたんぱく質ランキング BEST10

結果は、ささみが含有量23.9gで堂々の1位。次いで2位はむね肉(皮なし)の23.3g、そして再びむね肉(皮つき)が21.3gで3位に。もも肉(皮なし)は19.0gで4位にランクインです。

ちなみに焼き鳥でおなじみの内臓部位では、レバーが18.9gで5位、砂肝が18.3gで6位となっています。ランク外ですがハツは14.5gで11位でした。

「ささみや胸肉には、抗酸化作用があり疲労回復に効果的なイミダゾールジペプチドや、筋たんぱく質の合成を促すビタミンB6など、たんぱく質のほかにもトレーニーが注目すべき栄養素が多く含まれます」(深野さん)

さらにむね肉以外でトレーニーにおすすめの部位は、脂質は少なめで鉄分が多いレバーなのだとか。ハードなトレーニングが続くような場合はぜひ摂取したい部位とのことです。

筋肉を大きくする鶏肉の食べ方

鶏肉を食べて筋肉をバルクアップするためには、どのタイミングで食べると良いのでしょうか。

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