2021年9月6日
卵は1日何個まで?コレステロールとの関係性は?管理栄養士が解説
「完全栄養食」とも呼ばれる卵。良質なタンパク質や脂質、ビタミンやミネラルなどをバランスよく含んでいます。そんな卵ですが、かつてコレステロールが溜まるから1日1個までという説が囁かれていました。卵は1日に何個まで食べていいのか?
Japanマラソンクラブで走り方や食事指導を行なう管理栄養士の深野裕子さんに解説していただきました。
卵は1日1個まで?
昔は、卵を1日に何個も食べるとコレステロールの過剰摂取が心配されていました。しかし、現在では常識の範囲内であれば血中コレステロール濃度を上昇させないと考えられています。健康な人の目安は、「1日2個程度」食べてもコレステロール濃度に影響しないそうです。
ただし、血中コレステロール濃度の上昇有無は、個人差があるので、ほどほどにしましょう。
[監修者プロフィール]
深野祐子(ふかの・ゆうこ)
管理栄養士・ジョギングインストラクター。Japanマラソンクラブでインストラクター兼フードアドバイザーとして市民ランナーに向け走り方の指導や食事の指導を行なう。
※本記事はMELOSで公開された記事「筋トレやダイエットに最適な“卵”の実力&栄養素を徹底解説。高たんぱく質の理由、1日に何個まで、食べ方[栄養士監修]」を再編集したものです。
<Edit:編集部/Text:京澤洋子(アート・サプライ)/Photo:Getty Images>