アーモンドは1日何粒まで?どれくらい食べ過ぎると太るのか。管理栄養士が解説
高い抗酸化力を持つビタミンEと、脂質を分解するビタミンB2が特徴の「アーモンド」。マグネシウムや鉄、亜鉛、カリウムなどのミネラルや脂質、ビタミンE、ビタミンB群のほか、筋トレやランニングをする人に人気の「BCAA(必須アミノ酸)」もたっぷり含まれています。
また、糖質が少ないことから、素焼きアーモンドはもちろんのこと、くるみを始めとしたナッツ類はダイエット中の間食としても人気です。
そんなアーモンドですが、食べすぎるとダイエットには逆効果。はたして、1日にどれくらい食べていいのでしょうか? 「アーモンドの栄養と効果的な食べ方。食べ過ぎの目安、ダイエットにおすすめの理由[管理栄養士監修]」から改めてリコメンド!
アーモンドの適量は1日に何粒?
普段の食事では摂りにくいミネラルやビタミンを効率よく摂取できる優秀なアーモンド。しかし、カロリーと脂質が高いので食べ過ぎには要注意!
「アーモンドの脂質は不飽和脂肪酸であるn-9系のオレイン酸、n-6系のリノール酸を多く含み、オレイン酸やリノール酸は血液中のコレステロールを減らして動脈硬化を予防などの健康効果が期待できます。ただし、脂質には変わりないので、摂りすぎは体脂肪量の増加につながるので注意が必要です」(管理栄養士・深野さん)
1日に20〜25粒が適量
携帯しやすく食べやすい味なのでついつい口に運んでしまいがちですが、1日の摂取は20〜25粒が適量とのこと。
味のついていない素焼きローストを選ぶ
また、味付きのものではなく、ローストされたものを選ぶとよいそうです。有効なエネルギーである反面、摂取量の半分は脂質なので“食べ過ぎは肥満のモト!”と覚えておきましょう。
「ちなみにたんぱく質や脂質、食物繊維が多く含まれているアーモンドは腹持ちがよく、間食にも向きます」と、最後に深野さん。ダイエットにも心強い味方となるアーモンドのお話でした。
※本記事はMELOSで公開された記事「アーモンドの栄養と効果的な食べ方。食べ過ぎの目安、ダイエットにおすすめの理由[管理栄養士監修]」を再編集したものです。
<Edit:編集部/Text:パンチ広沢+アート・サプライ>