ウェルネスフード
2023年6月16日

知ってる?調整豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の違い (2/2)

牛乳も豆乳もたんぱく質を多く含む飲み物です。

牛乳からは動物性たんぱく質、豆乳からは植物性たんぱく質が摂取できます。牛乳にも豆乳にもアレルゲンがあるので、まずはアレルギーがないか確認してから飲むようにしましょう。

カルシウムが豊富なのは豆乳よりも牛乳です。筋トレやトレーニングするうえで大切な栄養素なので、筋トレやトレーニングに力を入れたい人は豆乳よりも牛乳の方がおすすめかもしれませんね。

豆乳は、牛乳より低エネルギー、低糖質でコレステロールを含まず、不足しがちな鉄分が豊富です。ダイエット中の方には強い味方になるのではないでしょうか。

目的によって使い分けることがポイントですね。

牛乳

動物性たんぱく質が摂取できる。カルシウムが豊富なため、筋トレやトレーニングをする人におすすめ。

関連記事:牛乳の栄養と効果的な飲み方。低脂肪や無脂肪の違いは?高カロリーだから太るってホント?[管理栄養士監修]

豆乳

植物性たんぱく質が摂取できる。牛乳より低カロリー、低糖質でコレステロールゼロ。鉄分が豊富。

大豆たんぱく質は体内での消化・吸収に時間がかかるため満腹感を得やすく、食欲を抑えることに繋がるため、ダイエット中の人におすすめ。

また、豆乳に含まれるレシチンには、体脂肪燃焼を高めてくれる成分が含まれている。その他に便秘解消のお役に立つオリゴ糖も含まれているため、腸内環境がよくなり、肌の調子も整いやすくなる効果が期待できる。

もちろん男性トレーニーも飲んでOK

豆乳に含まれる「ペプチド」が脂質代謝を向上させ、脂質から変換されたエネルギーが筋肉の疲労回復を早くしたり、運動直後に大豆ペプチドを摂取することで、血液中の成長ホルモン濃度が上昇し、筋肉を作る効果がより高まるとされている。

関連記事:「男性が豆乳を飲むとホルモンバランスが崩れる」ってホント?スポーツ栄養士に聞いてみた

牛乳と豆乳、両方を適量飲むのが効果的と言える。

[監修者プロフィール]
玉利紗綾香(たまり・さやか)
大妻女子短期大学部 家政学科食物栄養卒業。食品会社に5年半勤務し、プライベートブランド商品の開発過程に携わる。料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。

※本記事はMELOSで公開された記事「【豆乳の味・原材料・成分比較】豆乳の種類と栄養。牛乳との違い、ダイエットや筋トレに効果的な飲み方[栄養士監修]」を再編集したものです。

<Edit:編集部/Text:アート・サプライ>

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