【正月太り「即」解消】リセット方法10選!「すぐ戻る」って本当? (1/4)
1年に1度のお正月。豪華なおせち料理や、実家でゆっくり過ごす時間に、ついつい気が緩んで、気がついたら「あれ、なんか太った……」なんて経験がある人も多いのでは?
そんな正月太りは、ちょっとした食事改善と簡単な運動で解消できます。この記事では、正月太りを解消するためのポイントを解説。お正月が過ぎたら、さっそく気持ちを入れ替えて、正月太りを解消していきましょう。
正月太りは「すぐ戻る」「戻らない」、どっち?
正月が終わると、正月前の通常通りの生活に戻り、自然と1日あたりの身体活動量が増えます。そのため、正月太りによる一時的な体重増加はすぐ戻る可能性が高いです。
先述した通り、太ったからと言って何か特別なことをするのではなく、「食事」「運動」「生活習慣(睡眠時間)」を元通りにし、数週間様子を見てみましょう。極端な食事制限などは、筋肉量の減少・代謝の低下の原因になるため、結果として健康的に痩せることから遠ざかります。
正月太りはどれくらいで戻る?
正月太りの主な原因は、むくみだと言われています。この場合、できるだけ早く、「食事」「運動」「生活習慣(睡眠時間)」をいつも通りに戻すことで、むくみが排出され、1〜2週間程度で体重が元に戻ると考えられます。
しかし、基礎代謝や年齢によって異なるため、あくまでも目安としてお考えください。
ズバリ、正月太りを解消するためには?
正月太りの主な原因は、食生活の乱れ・運動不足・生活習慣の乱れ。そのため、「食事」と「運動」と「生活習慣」の3つを改善することで、正月太りを解消できます。
とはいえ、何事もやりすぎは禁物です。正月太りを早く解消したいからと言って、食事を抜いたり、激しい運動を毎日やろうとしたりするのはNG! そんな無理なダイエットは続かず、その反動でリバウンドしやすくなり、逆効果になってしまいます。
正月太り解消には、食事を抜く必要も、つらい運動を毎日やる必要もありません。食べるものや食べ方に気をつける・簡単な運動を心がけるだけでOK! ポイントを押さえれば、正月太りを解消するだけでなく、太りにくく痩せやすい「痩せ体質」を作れるでしょう。
【食事編】正月太り解消&リセット方法
正月太り解消のための食事は、栄養バランスと食べる順番を意識することが大事。基本はタンパク質を増やして、脂質を減らすことと、食事の最初に食物繊維を摂ることです。そのため、無理に空腹を我慢する必要はナシ! 次から詳しく解説します。
食事ポイント① タンパク質を多めに摂ろう
タンパク質は、筋肉の材料になる栄養素。筋肉はカロリーを消費するために欠かせない存在で、筋肉が多いほどカロリーを消費しやすくなります。そのため、タンパク質をたくさん摂って筋肉が増えると、消費カロリーが増えて痩せやすい体になれると考えられます。
また、タンパク質は3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の中で、1番太りにくい栄養素。脂質や炭水化物(糖質)が多いものを食べるより、タンパク質が多いものを食べた方が太りにくいです。
食事ポイント② 脂質は控えめに
3大栄養素の中で、1番太りやすいのが脂質です。そのため、脂質はできるだけ控えるようにしましょう。
とはいえ、脂質も体に必要な栄養素なので、全く摂らないわけにはいきません。脂質を摂る際は、以下のポイントを意識してください。
脂質を摂る際のポイント
脂質を摂るなら、朝か昼がおすすめです。脂質は、胃が消化・吸収するまでに9時間程度かかります。そのため、夜に摂ってしまうと、消化しきれずに太りやすくなったり、寝ている間に消化活動が行われて睡眠の質が落ちたりする原因になります。
また、脂質は揚げ物やパンなどからではなく、魚やオリーブオイルなどの良質な油を摂るように心がけましょう。
食事ポイント③ 食物繊維をたっぷり摂ろう
食物繊維は、ダイエットの強い味方!食物繊維は、血糖値の急上昇を緩やかにし、“肥満ホルモン”とも言われるインスリンの分泌を抑えてくれます。インスリンは、糖を脂肪に変える働きがあるので、大量に分泌されると体脂肪が増えて太りやすくなってしまうのです。
そのため、正月太りを解消するには食物繊維をたくさん摂って、インスリンの分泌を抑えましょう。さらに、食物繊維の摂取は、ダイエットの大敵である便秘の改善にもつながります。
食事ポイント④ 炭水化物は食物繊維とセットで
「正月にお餅を食べ過ぎて太ったから、しばらく炭水化物は控えよう」なんて思っている人もいるかもしれません。でも、炭水化物は極端に減らさなくても大丈夫。むしろ炭水化物は体を動かすエネルギーになるので、しっかり摂りたい栄養素です。
お餅などの炭水化物が太りやすいと言われているのは、血糖値が急上昇してインスリンが分泌されやすいから。先述した通り、食物繊維と一緒に摂ることで、糖の吸収を遅らせてインスリンの分泌を抑えてくれるから太りにくくなります。
炭水化物は控えるのではなく、
- ご飯なら玄米や大麦
- パンならライ麦パン
- パスタなら全粒粉
など、食物繊維が豊富なものを選んで摂るのも良いでしょう。
食事ポイント⑤ 食べる順番も大切
食べる順番に気をつけるだけでも、正月太り解消につながります。ポイントは、
- 食物繊維
- タンパク質
- 炭水化物
の順番で食べること。
この順番で食べると、食物繊維がより効率的に働き、糖の吸収を遅らせてインスリンの分泌を抑えてくれます。食物繊維は野菜や海藻、きのこなどに多く含まれているので、最初にサラダや味噌汁などを食べるのがおすすめです。