"自転車界のApple"に試乗してみた！軽い、漕ぎやすいッ「e-Bike（電動自転車）の進化すげぇ…」

3月に新宿で開催された「スペシャライズド」のe-Bike試乗イベントに参加しました。この日まで「e-Bike」が何なのか知らなかった編集部が、快適な乗り心地をみなさんにお伝えしていきます。

＼試乗している様子を動画で観てみよう／

そもそも「e-Bike」って何？

e-Bikeとは「アシスト機能がついたスポーツタイプの自転車」の総称です。この"スポーツタイプ"というのが特徴で、単にアシスト機能がついた自転車は「電動アシスト自転車」と呼ばれます。いわゆるママチャリタイプのものですね。

近年、e-Bikeを含む電動アシスト自転車の市場は急速に拡大しているようで、2022年には電動アシスト自転車の国内販売数(79.5万台)が初めて一般の自転車(69.7万台)を上回ったそうです。

スペシャライズドとは？

今回紹介する「スペシャライズド」は、1974年にアメリカで設立されたスポーツバイクブランド。自転車のみならずウェアやシューズ、グローブ等も自社で開発・デザインを行なうこだわりは、言うなれば"自転車界のApple”(僕が勝手に命名しました)。

サイクリングを通した人々の健康や生活の質向上を目的に、トップアスリート向けだけではなく世界各国で一般向けにマウンテンバイクやロードバイク、クロスバイク、キッズバイク、e-Bikeなど、トッププロライダーが乗るバイクと同じ技術を活かしたモデルを販売。

(「スペシャライズド・ジャパンPR事務局」より)

こういった高い志のある企業であり、日本においてもその理念は変わりません。現在日本に26か所の正規販売店があり、北は北海道から南は熊本まで展開されています。

SPECIALIZED VADO SL4.0に試乗！

スペシャライズドの製品群のなかでe-Bikeに分類されるのは「CREO」「KENEVO」「LEVO」「VADO」「COMO」とあり、今回試乗したのは「VADO SL4.0」というモデルになります。

ママチャリよりも軽い！

試乗の前にスタッフの方から「軽さを体感してほしい」と言われたので、持ち上げてみたら本当に軽い！「VADO SL4.0」はオプションをつけない場合、車体重量は15キロほど。一般的な電動アシスト自転車は20キロをゆうに超え、子どもを乗せるタイプはより頑丈に作られているため30キロ近くになるのだそう。電動アシストではない、いわゆるママチャリでも16～20キロほどあるので、「VADO SL4.0」はバッテリーが装着されているにもかかわらずママチャリよりも軽いのです。