ウェルネスフード
2024年11月25日

ヨーグルトは温めたほうが痩せる?ホットヨーグルトのダイエット効果を、管理栄養士が回答

なんとなくダイエットに良いイメージのあるヨーグルト。腸内環境を整える、タンパク質補給、間食に置き換えるなどさまざまメリットが期待できます。

そんなヨーグルトですが、レンジで温めた「ホットヨーグルト」を夜に食べると痩せるというウワサがあります。本当でしょうか?

管理栄養士の広田千尋(ひろた・ちひろ)さんに聞きました。

ヨーグルトは温めたほうが痩せるってホント?

ホットヨーグルトに限らず、温かい食べ物を摂るだけで痩せるとは考えづらいです。

とはいえ、ホットヨーグルトは「体を冷やしにくい」というメリットがあります。冷えはダイエットの大敵となるので、寒い時期はホットヨーグルトにしても良いかもしれません。

一般的に、乳酸菌は60℃を超えると死滅してしまいます。とくに、プロバイオティクスとしての働きを期待する場合には40℃以上に温めないようにしてください。

ダイエット目的なら、朝と夜どっちに食べればいいか

朝と夜どちらでも問題ありませんが、ダイエット目的なら朝に食べるのがおすすめです。

朝は簡単に済ませる方が多いため、ヨーグルトを取り入れることで栄養バランスが整いやすくなり、ダイエットに役立ちます。

例えば「おにぎりだけ」といった糖質だけの食事と比べ、「おにぎり+ヨーグルト」など糖質とタンパク質をあわせて摂る方が、エネルギー代謝が向上しやすいことがわかっています。

「夜に食べたほうが良い」と言われることもありますが、夜はエネルギー代謝が低下しやすい時間帯です。ヨーグルトを含め、食べすぎは控えた方が安心です。

※本記事は以下の一部を抜粋し、再編集したものです。

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監修者プロフィール

管理栄養士
広田千尋(ひろた・ちひろ)

管理栄養士 広田千尋(ひろた・ちひろ)病院、保育園、保健センターなどで13年間勤務。生活習慣病の方への栄養相談や、高齢者への栄養サポート、また赤ちゃんや子どもの食事相談など、幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在は経験を活かし、フリーランスとして活動中。わかりやすく実践しやすいコラム執筆や、身近な材料で簡単に作れるレシピ作成を得意としている。

■HP:https://hirotachihiro.com/
■Instagram:https://www.instagram.com/chihiro_eiyo/

<Text:編集部>