ヘルス&メンタル
2025年1月22日
「皮下脂肪が落ちない人」に共通する特徴とは。どうやったら減る? (1/3)
「ダイエットを頑張っているのに、なぜかお腹や太ももの皮下脂肪だけが落ちない。皮下脂肪は体に蓄えられる脂肪の中でも落としにくいと言われていますが、『皮下脂肪が落ちない人』にはいくつかの特徴があるのです。
その特徴を、ダイエットクリニックであるディオクリニック理事長・統括医師の藤井崇博先生が解説。効果的な減らし方について具体的な方法も紹介しています。
皮下脂肪が落ちない人によくある原因
皮下脂肪がなかなか落ちない人によくある原因として、以下が考えられます。
- カロリーや糖質を過剰摂取している
- 運動不足で消費カロリー量が足りていない
ひとつずつ詳しく解説します。
原因1 カロリーや糖質の過剰摂取
これは、食事で摂取するカロリーが消費するカロリーよりも多い、また過剰な糖質(糖分や炭水化物)を摂取したパターンが考えられます。
余ったエネルギーは、脂肪として蓄積されます。とくに、高カロリーで栄養価の低い食品・加工食品・スナック菓子などがこれに該当します。
▼脂肪になりやすい食べ物の一例
高カロリー&栄養価が低い | ファーストフード、砂糖が多く含まれている清涼飲料水、インスタント食品、菓子パン |
加工食品 | ソーセージ、冷凍食品、レトルト食品、シリアル |
スナック菓子 | ポテトチップス、ポップコーン |
原因2 運動不足で消費カロリー量が足りていない
運動不足だと、体がエネルギーを消費する機会が減ってしまいます。そのため、余ったエネルギーが脂肪として蓄積し、皮下脂肪が増えてしまいます。
運動は、基礎代謝を上げて脂肪の燃焼を助けるだけではなく、血糖値改善・ストレス解消・ガンや骨粗しょう症などの予防といった効果もあります。
健康を考える上でも、運動習慣をつけることは非常に大切です。
だいたいがこの2つの理由に当てはまるかと思いますが、それ以外に、皮下脂肪が全然落ちない「致し方ない理由」も存在します。
次:皮下脂肪が全然落ちない「致し方ない理由」とは?