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正しい体脂肪率を測りたい。体組成計で高精度の数値を出すコツ

 家庭用体組成計でよく聞く悩みが「体脂肪率が1日で増える、減る」といった数値の変動について。それは、体組成計が壊れているのではなく、計測タイミングに原因があるのかもしれません。今回は、企画開発部・主任研究員で栄養士の資格もお持ちの西澤美幸さんに、体組成計の精度を上げる計測タイミングを教えてもらいました。

毎日「同じ時間・同じ条件」で測る

 体組成計は、足の裏から微弱な電流を流して身体の電気抵抗をはかることで体脂肪率や筋肉量を計測します(生体インピーダンス法)。脂肪はほとんど電気を通さず、水分の多い筋肉などは電気を通しやすい性質をもっているのだそう。

「計測はできるだけ毎日同じ時間に同じ条件で行なうのがおすすめです。ご自身のライフログとして身体の変化を把握すれば自分の体調の変化にも気づける材料にもなります。朝食前、トイレに行った後に計測するとか、夜の帰宅後、空腹の状態でトイレに行った後に計測するなど決めるとよいです。できるだけ計測する自分の状況をそろえて測っていただくことは、単純に体重だけの変化を見るのにも有効です。また、体組成に関しても1日の体水分の変動や体温変化もあるので、計測条件をそろえた方がいいですね」(西澤さん)

 トイレに行った後がよいというのは、膀胱に溜まった尿は単なる重さとして計測されてしまうから。尿は水分ですが、筋肉量に加算されず体重の重さにのみ反映してしまうのは、膀胱のある位置が問題で、臓器に囲まれているために電気抵抗は変わらず、重さとしてのっかってしまうからだそうです。

 厚生労働省によると、夕方は下半身に分布する水分が増えるため体脂肪率は低めに出て、飲食後も水分が体内に入っているため同様の結果となりやすいそう。逆に、トイレや入浴などで水分を外に出したとき、また水分補給をしていないときは、体脂肪率は高めに出やすい傾向にあるとのことです。

※本記事はMELOSで公開された記事「上手な体組成計の使い方を知ろう【タニタに訊く!体重計をダイエットの味方にする方法(前編)】」を再編集したものです。

・参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-041.html
・取材協力:株式会社タニタ 
https://www.tanita.co.jp

<Edit:編集部/Text:京澤洋子(アート・サプライ)/Photo:Getty Images>

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