フィットネス
2025年1月23日

筋肉痛が「すこ~し」残っている程度なら、筋トレしてもいい? (1/2)

筋トレを頑張った結果、筋肉痛になった。

せっかくモチベーションも高まっているし、筋トレの休息期間を空けると効果が薄れてしまうのでは……と、筋肉痛が治りきらないうちに筋トレを再開してしまうパターンもよく聞きます。

筋肉痛が「少し」残っている程度なら、筋トレしてもいいのでしょうか。筋肉の仕組みや動かし方にくわしい、ヨガインストラクター古城美季さんが解説します。

筋肉痛が少し残っていても筋トレを再開していい?

体を動かしてみて、鋭い痛みを感じた場合は、安静にして回復を待ちましょう。

痛みがある部位は避け、ほかの部位を鍛える筋トレであれば再開できます。たとえば、腕に筋肉痛がある場合は、スクワットなどで脚力を強化するといった方法です。

筋肉痛があるときには、ゆっくり筋肉を伸ばしていくヨガやストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動がおすすめです。

筋トレをしても良い場合

  • 痛みが強くないこと
    筋肉痛が軽度で、動かしても鋭い痛みや違和感がない場合は、トレーニングを継続しても大丈夫です。

  • 同じ部位を酷使しないこと
    筋肉痛が残っている部位を激しく使うと、回復の妨げになる可能性があります。例えば、脚が筋肉痛なら上半身を鍛えるなど、部位を分けるのが効果的です。

  • 負荷を軽くすること
    通常よりも軽い重量や短い時間で行い、体の状態を確認しながら進めてください。

筋トレを控えた方が良い場合

  • 筋肉痛が動かすとさらに強くなる場合
  • 疲労感やだるさが全身に広がっている場合
  • 前回のトレーニングでフォームが崩れるほど無理をした場合

休みを入れずにトレーニングしたい気持ちは分かりますが、遠回りが近道かもしれませんよ。

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