
朝の寝ぐせやくせ毛を防ぐ!美容師が教える「前日にやるべき5つの対策」
髪のうねりによる寝ぐせ、毎朝直すのが大変! 自宅でできる対策はないでしょうか? CLAN美容師・ディレクターの竹中一瞳さんに聞きました。
どれもお家でできる習慣で、手軽にできるものばかり。さっそく取り入れてみたいと思います。
対策1:シャンプー前にお湯で汚れをしっかり落とす
地肌に汚れや皮脂がたまっていると、生え際に障害物がある状態ですから、いくら髪の毛をまっすぐにしようとしても、歪みはなかなかとれません。
そこで、毎日のシャンプーでは「地肌の汚れをとること」を意識しましょう。具体的に次の3点を気をつけてください。
1. シャンプー前の乾いた髪をコーミングかブラッシングして、あらかじめ汚れを落としておく
2. 髪を濡らして、地肌まで洗う。特に大事にしてほしいのはこの「予洗い」で、予洗いとは言いつつも、本洗いのように丁寧に洗わないと、3番以降でもきちんと汚れが取れることはありません
3. シャンプーとコンディショナーは、どちらもしっかりすすぐ
対策2:風量のあるドライヤーで素早く乾かす
髪は「熱」より「風」で乾かした方が傷まないので、風量の強いドライヤーを使い、根元から乾かします。
ドライヤーの段階ではブローブラシを使わなくても手ぐしで十分。軽く根元からひっぱるように指を通して、毛先はぎゅっと握るように落ち着かせておくと、うまく仕上がります。
また、すっかりポピュラーになったマイナスイオンドライヤーは、キューティクルを整える効果があるので、くせ毛治しにも役立ちます。
対策3:オイルタイプのアウトバストリートメントを使う
アウトバストリートメントは、くせ毛を落ち着かせる効果があります。つける量を調節できるので、リンスやコンディショナーだけでは「物足りない」という方は、ぜひ活用してみてください。
ヘアアイロンの高熱からも髪を守ってくれる、オイルタイプがおすすめです。
通常は、タオルドライしたあとになじませますが、つけすぎると逆効果なので、適量より少なめを意識します。
広がりがちなくせ毛の方は、毛先にオイルをなじませておくと、重みが出てよりくせ毛を落ち着かせる効果が高まります。
対策4:頭皮マッサージで、髪の毛に栄養を送る
地肌を健康に保つためには、不要なものはどんどん排出して、栄養分を十分に髪の毛に届けることが大切です。そのためには頭皮の血行を良くする必要があります。
頭皮マッサージは最低1日1回、指の腹を使って、少し強めの力で行います。先に首や肩のコリをほぐしておくと、リンパの流れがスムーズになるので、さらに効果的です。
耳を人差し指と中指ではさんで、上下に動かすと、頭皮全体に伝わって、固くなった頭皮も柔らかくなってスッキリ。仕事中のリフレッシュにもおすすめです。
対策5:前日夜に、ヘアアイロンでくせを治しておく
ブローに自信のない方でも扱えるのが、ヘアアイロンです。髪全体にかけなくて大丈夫なので、くせのある部分だけアイロンをかけておきましょう。
ドライヤーで髪を乾かした後に、毛先と前髪、サイドの髪にヘアアイロンをかけます。これだけで、翌日の髪の扱いはぐんと楽になります。
監修者プロフィール
竹中一瞳
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。