ウェルネスフード
2025年6月9日

仕事がはかどる!集中力を高める“間食”ベスト3

集中力が切れたときに頼りたくなるのが“おやつ”。でも、ただ甘いものを食べるだけでは、逆に眠くなってしまうことも。

今回は、ロッテ噛むこと啓発PRのニュースレターより、脳の働きをサポートし、集中力をぐっと引き上げてくれる間食を3つ厳選。コンビニでも手に入る手軽さで、仕事や勉強のパフォーマンスを底上げしてくれます。

ガム

まずはコレ! 嚙むという目線だけで見ればグミでもスルメでもいいかもしれませんが、匂いや嚙む時間の長さを考えるとガムがベスト。

◆認知機能課題の正答率と処理速度が向上

ガムを噛みながら認知機能課題を実施すると脳の活性が高まり、課題の処理速度が速くなるという結果が出ています。

◆反応速度の向上

ガムを噛むと音に対しての反応速度が向上するという結果が出ています。

◆仕事のストレスが軽減し、不注意や仕事の遅れが改善

ガムを噛みながら、仕事をすると仕事の効率が上がり、仕事中の不注意も減少するという結果が出ています。

立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科教授、脳科学者の枝川義邦先生も、「集中力低下やストレスの蓄積、自律神経の乱れの解決をサポートするアイテムとして「ガム」をおすすめします。研究で、ガム咀嚼にはストレスを軽減したり、集中力を向上させたりする効果があることがわかっているからです」とコメントしています。

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ブドウ、リンゴ、ベリー、ダークチョコレートなど

次はブルーツとダークチョコレート。「フラバノール」という成分に注目です。

◆認知機能テストで好成績

フラバノールを高用量摂取した被験者は、注意力や集中力を要する認知機能テストで良好な成績を示しました。

◆脳の血流改善

フラバノールの摂取により、脳の血流が改善され、これが認知機能の向上に寄与している可能性があります。

引用:https://www.nature.com/articles/s41598-020-76160-9


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ナッツ類(アーモンド、クルミなど)

そしてご存知ヘルシースナックの代表・ナッツ。嚙み応えもあり、お腹を満たしてくれます。ただし食べ過ぎると太ります!

◆反応速度の向上
クルミを含む朝食を摂取した人は、1日を通じて実行機能タスクにおいて反応速度が速くなるという結果がでています。
◆記憶力の改善
朝食から6時間後、朝食でクルミを摂取したグループは記憶再生テストでより良い成績を示すという結果がでています。
◆脳活動の変化
EEG(脳波)測定では、クルミ摂取後に前頭頭頂部の活動に変化が見られ、注意力や認知処理の効率が向上している可能性が示唆されています
 

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<Edit:編集部>