インタビュー
2025年10月16日

「沿道の人や一緒に走っている人に喜んでもらう。それが走るモチベーションのひとつ」。三津家貴也さんインタビュー (1/2)

ランニングアドバイザーとしてSNS総フォロワー数100万人を超え、全国のマラソン大会やイベントで活躍する三津家貴也さん。その経験から、マラソン前日の食事やレース中のメンタル術、暑さ対策まで、普段の取り組みを伺った。

──全国のマラソン大会を回る中で、ホテルや旅館に泊まることが多いと思います。前日の夕食にはどんな食事をとっていますか?

三津家さん:現地にある美味しいものを食べるようにしています。熊本や福岡、北海道、稚内など、全国いろんな場所でマラソンがあるので、「その土地の美味しいものを食べる」ことも旅の楽しみの一つですね。

ただし、段取りを大事にしているというか、「絶対これを食べる」と決めないようにしています。決めてしまうと、現地でそれがなかった時に不安になってしまうので。

避けているものは、普段食べ慣れていないものや揚げ物。たとえば「前日だからゲン担ぎでカツ丼を食べよう」とすると、胃もたれにつながることもあります。

あとは、食べすぎないこと。僕は気合を入れすぎて食べすぎてしまい、胃もたれで失敗したことがあるので、量にも注意しています。

パラチノース®の公式アンバサダーに就任

──レース当日の朝食は、スタートのどのくらい前に、どんな内容で食べていますか?

基本的にホテルのバイキングで、ご飯・納豆・味噌汁など、どこでもありそうなものを食べています。普段食べ慣れているものが一番安心です。

食べる時間は人によりますが、僕は2時間〜2時間半前くらいです。本当は3〜4時間前に食べる方もいますが、僕は睡眠を優先したいタイプで、6時前に起きると体調が悪くなってしまうので、ギリギリまで寝るようにしています(笑)

睡眠をしっかり取ることが、当日の調子につながりますね。

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