腕立て伏せ毎日30回
フィットネス
2025年11月25日

腕立て伏せを毎日30回続けるとどうなる?効果・注意点・正しいやり方を専門家が解説 (1/2)

腕立て伏せを毎日30回続けると、体はどう変わるのか?理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さんに聞きました。

Q. 腕立て伏せ30回、続けるとどうなる?

「腕立て伏せを毎日30回続けると、見た目・体力・体調のすべてに変化が表れます。特に『胸と腕の引き締まり』『姿勢の安定』『体の軽さ』を感じる人が多く、日常の動きがスムーズになります」

腕立て伏せ30回で得られる効果と、1週間~1か月の変化、正しいやり方など、トレーナーのもと解説します。

腕立て伏せ(プッシュアップ)の効果と正しいフォーム、やり方

腕立て伏せを毎日30回する効果

継続することで、見た目・体力・体調のすべてに変化が表れる「腕立て伏せ30回」。1か月続けるとどんな効果があるのでしょうか。詳しく解説します。

胸と腕の筋肉が引き締まる

大胸筋・上腕三頭筋・三角筋

腕立て伏せは、大胸筋・上腕三頭筋・三角筋を中心に上半身をバランスよく刺激します。30回という中程度の回数でも、正しいフォームを維持して続けることで筋持久力が高まり、胸や腕のラインを引き締めるのに効果的です。

筋肉が締まることでシルエットが変わり、薄着でも上半身にハリを感じるようになります。

体幹が安定し姿勢が整う

体幹

腕立て伏せは腕だけの運動ではなく、体を一直線に保つために腹筋や背筋、臀部(お尻)の筋肉も働きます。これにより姿勢を支える筋肉が強化され、猫背や反り腰の改善にも効果的です。

毎日行うことで「姿勢をキープする感覚」が身につき、立ち姿が自然に美しく整っていきます。

基礎代謝がじわじわ上がり、脂肪が燃えやすくなる

腕立て伏せでは腕だけでなく、胸・肩・背中・体幹など上半身の大きな筋肉が同時に働きます。特に大胸筋は上半身の中でも大きな筋肉で、筋肉を動かすこと自体が血流改善と酸素の循環を活発にします。

毎日続けることで体が少しずつ整い、筋肉量が増えることで基礎代謝がじわじわと高まり、脂肪を燃やす効率も上がっていきます。

血流が改善し疲れにくくなる

全身の筋肉を動かすことで血液循環が活発になり、肩こりや冷えの緩和にも効果があります。特にデスクワーク中心の人にとっては、腕立て伏せが「手軽な全身運動」として体調維持に役立ちます。1日の終わりに行うと、睡眠前のリフレッシュにも効果的です。

腕立て伏せ、毎日しても大丈夫?逆効果なパターンもある

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