ウェルネスフード
2026年4月21日

味噌汁は快眠に効果がある?管理栄養士が教える「睡眠ホルモン」と「食事」の意外な関係 (1/2)

睡眠の質を高めたいと思いながらも、「何から始めれば良いのかわからない……」と感じていませんか? サプリメントや快眠グッズに頼る前に、まず見直したいのが毎日の食事です。

とくに味噌汁は、睡眠ホルモンの材料となる栄養素を含むことなどから、睡眠と関わりがあるといわれています。そこで今回は、味噌汁と睡眠の関係や、忙しい方でも無理なく続けられる取り入れ方を紹介します。

味噌汁が快眠をサポートすると言われる3つの理由

味噌汁が快眠に関係すると聞くと、意外に感じる方も多いかもしれません。ここでは、味噌汁が快眠に関与するといわれる3つの理由を解説します。

理由①トリプトファンが睡眠ホルモンの材料になる

味噌汁の主原料である大豆には、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンが含まれています。

トリプトファンは体内でセロトニンへと変換され、さらに夜間には睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンへと合成されます。メラトニンが分泌されることで、自然な眠気が促される仕組みです。

また、トリプトファンは朝に摂取することで日中のセロトニン分泌が高まり、夜間のメラトニン生成につながると考えられています。

味噌汁は日常の食生活の中で、無理なくトリプトファンを取り入れやすい食品といえるでしょう。

理由②温かい味噌汁がリズムを整える

 睡眠の質はホルモンだけでなく、体温とも深く関係しています。

人は眠る前に深部体温が低下することで入眠しやすくなるとされ、この体温の変化によって自然な眠気が起こるといわれています。

温かい味噌汁を飲むことで体温が大きく上がるわけではありませんが、体温調節が働くことで、結果的に眠りやすい状態につながる可能性があります。

さらに、温かい食品をとること自体が、就寝に向けた心身の切り替えのきっかけにもなるでしょう。

理由③発酵食品が腸内環境をサポートする

発酵食品を取り入れることで腸内環境が整うと、間接的に睡眠の質にも良い影響を与える可能性があるとされています。

腸内環境の乱れはストレスや炎症と関連することが知られており、これらは睡眠の質の低下にも関与すると考えられているからです。

また、味噌汁に含まれる味噌は発酵食品であり、腸内環境に関わる食品として注目されています。

発酵の過程で生まれる成分や微生物は、腸内細菌のバランスに影響を与えやすく、腸内環境の維持に役立つと考えられているのです。こうした腸内細菌のバランスが保たれることで、良質な睡眠につながる可能性があります。

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